室温を2℃上げると、健康寿命が4歳延びた記事
書店で23日発売の週刊新潮の記事に室温と人の健康についての最新の記事が載っていました。
慶応義塾大学の伊香賀教授の調査研究報告です。
WHO世界保健機構のガイドラインでは「冬の室温は18℃以上」と勧告しているのに、日本では国交省の平均年齢57歳の住居の2000戸の冬の調査では、9割の家がWHOの勧告の18℃に達していなかったということです。
脱衣室の平均室温が12℃と比べ平均室温が14℃では健康寿命が4歳延びたそうです。
18℃未満の家に住む人は高血圧が6.7倍も発病しやすいという結果が出たと書かれていました。
「人生100年なら50年以上は家の中で生活、健康を守るのに家ほど大事なものはない」
住宅建築の仕事の私たちは人間の健康に係わる温熱環境を肝に銘じて忘れてはならない言葉です。
とても参考になる記事でした。