富山県富山市粟島町で気密測定 2020/02/21
おはようございます
健太郎です。
2月21日は 富山県富山市粟島町で
㈱作造さまの現場の気密測定を
行いました。
サッシ周りのデザインがカッコいい。
窓のひさしがコの字型になっていました。
大工さんに聞いたところ
めちゃ大変だったとのこと。
大開口サッシから眩しいくらいに
光が差し込む室内でした。
測定前にまず気密処理します。
ここは基礎断熱の現場。
水抜きの穴をウレタンで
埋めてもらいました
基礎貫きのユニットバスの
給湯、給水配管周りもウレタンで気密処理。
大切なのは配管と配管の隙間に
ウレタンをしっかり充填すること。
はみ出したウレタンは後にカットします。
いつものように玄関下端の
気密の強化。
基礎と土台の取り合いも
ウレタンで気密処理。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.48cm2/m2 の結果でした。
表示は四捨五入により0.5cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
はじめます。
実はこの現場。
室内側のサッシ周りの気密処理は
されていない状態でした。
よく大工さんから
「外で気密テープ貼ってあるから大丈夫。」と
言われますが、確実に室内側のサッシ周りも
気密処理した方がいいです。
今回はそれを検証することに…。
結構、窓の数があると時間が掛かるのですが
ウレタンやコーキングで気密処理します。
注意点はケチらないで
サッシとサッシ枠の取り合いを
太めで処理すること。
ウレタンの場合は気泡などの穴も
極力つぶしておきましょう。
忘れがちなのが
玄関ドア周り。
ここも気密処理することによって
玄関が冷えにくくなるはずです。
さて今回はサッシ周りの気密処理で
どれだけ気密がよくなるでしょうか?
気になるC値改善後(隙間埋め後)
の結果は...。
C値 =0.31cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
なかなかの気密UPぐあいです。
監督さんもとても喜び、詳細結果を
確認されていました。
サッシ周りだけの気密処理だけで
αA(家全体の隙間サイズ)が
87cm2 → 56cm2 と
なんと 31cm2 の隙間が埋まったことになります。
これで窓から入り込む冷気も
ぐっと少なくなるはずです(^^♪