石川県河北郡内灘町緑台で気密測定 2020/03/02

おはようございます
健太郎です。

3月2日は、石川県河北郡内灘町緑台で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。

この現場は ハンズスタイルさまが
得意とする2階リビングの設計。

大開口サッシから 松林と遊歩道が見えました。
松林側には 建物が一切ないため
別荘地のような雰囲気があります。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周りは 気密テープによる
気密処理。

断熱材は 屋根、壁ともに
パワーパックス。

その断熱材は 調湿機能付き気密シート
タイベックスマートに
パンパンに入っていました。

配管周りはコーキングによる
気密処理。

床の気密は剛床の下の
断熱ラインで気密処理。

壁に付いている機械は当社から
納入させて頂いているジェイベックの
グリーンファン(第3種換気システム)。

 

ハンズスタイルさまはメンテナンス
し易いように ほとんど壁設置です。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.18cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

それでは C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

まずは配管周りの
コーキングを強化。

玄関周りの基礎と土台間の
気密パッキン 継ぎ手部分を
ウレタンで気密処理。
結構、継ぎ手から漏れることが
多いので注意しましょう。

 

それにしてもグレー色の
ウレタンは 初めて見ました。

玄関ドア下端の両脇も
ウレタンで気密処理。

筋交いの根元から
少し気密漏れが...。
ここもウレタンで気密処理。

 

さてさて、C値改善後(隙間埋め後)の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

監督さんは「また、ハードルを上げてしまった」と
つぶやきながら結果を撮影していました。

 

C値改善により αA(家全体の隙間)が
22cm2 → 18cm2 と
4cm2埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.08 と隙間風が入りにくいことを
示しています。

 

気密シート貼りの気密施工で
0.15cm2/m2は めちゃめちゃレベル高いです。

 

ハンズスタイルさまは目に見えて
施工技術を上げてきてます。
0.1cm2/m2達成が 楽しみですね(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs