石川県金沢市疋田で気密測定 2020/03/06
おはようございます
健太郎です。
３月６日は、石川県金沢市疋田で
福田康紀建築計画さま 監修、
㈱建匠さま の現場の気密測定を行いました。
１階は明るい光が差し込むリビングに
小上がりの和室が隣接。
２階に上がってみると
２階リビングか？と思ってしまう
ほど開放的な部屋が…。
ダブルリビングでしょうか？
それにしても２階リビング？からの
眺めはとても良かったです。
サッシはリクシルのサーモスＸ（アルミ複合トリプル）と
サーモスⅡ－Ｈ（アルミ複合ペア）を採用。
大開口サッシはすべてサーモスＸになります。
設計士さまの現場はサッシ枠がスリムである
サーモスＸの人気が高いです。
サッシ周りはコーキングが入っており
上から押さえてあるのがわかります。
コーキングは押さえて威力を
発揮するのを心得てますね。
床の気密は剛床の下の断熱ラインで
１度気密を取り、さらに剛床の繋ぎ
柱の立ち上がりをユラソール（高性能気密テープ）で
気密処理してありました。
断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
測定前に監督さんが木材と断熱材の
取り合い部分をコーキングにて
気密処理されていました。
気密測定の経験がある会社ならば
分かると思いますが思いもよらない
ところから気密漏れが発生します。
監督さんは木部のジョイントに
徹底的にコーイングを入れていました。
今回は めちゃ高い位置に
気密測定器をセット。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに．．．。
Ｃ値 ＝ ０.２７cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
この結果に 福田康紀さんと ㈱建匠の設計士さんは
「0.1cm2/m2に届かなかった」と悔しがって
詳細結果を確認されていました。
現場は少し進んでおり
天井下地（ボード）が作られていたため
屋根側の気密漏れは確認できませんでした。
中間気密測定のタイミングは
基本、ボードを貼る前になります。
そのタイミングだと気密漏れが
探しやすいからです。
0.27cm2/m2は優秀な気密ですよ。
カッコいいダブルリビング？の
完成気密が楽しみです(^^♪