石川県白山市知気寺町で気密測定 2020/04/06

おはようございます
健太郎です。

4月6日は、石川県白山市知気寺町で
トラスト住建㈱さまの現場の
気密測定を行いました。

室内は明るく、とてもきれいに
清掃されている現場でした。

さて、チェックしていきます。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。

断熱材は屋根・壁・床ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

床の吹付の状態をはじめてみました。
きれいに吹かれていますね。

ここは上から吹いていますが…。

この現場は床断熱。

 

剛床の継ぎ手は気密テープで
柱の立ち上がりはコーキングに
よる気密処理。

排水配管、給湯給水の配管周りも
コーキングによる気密処理。

おっと、エアコンのドレン配管が
目張りされていません。
ここは忘れがちなので注意が必要です。

玄関まわりの気密処理は
きれいですね。

基礎と土台の間の
気密パッキンまわりと
基礎とスタイルフォームの取り合いを
コーキングで気密処理。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.25cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

それでは、C値改善(隙間埋め作業)を
開始します

 

まず、床から出ている電源配線の周りを
コーキングで気密強化。

いろいろ探したところ
屋根と桁の取り合い部分から
気密漏れが...。

ここです。
上に繋がる穴が見えますね。
このパターンの気密漏れが3箇所ほど
ありました。

ウレタンスプレーで穴を埋めます。
けっこう、ウレタンが入っていくのですよ。

 

さてさて、C値改善後(隙間埋め後)の
測定結果はいかほど...。

C値 = 0.21cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

監督さんは 改善した数値に
ほっとされていました。

 

αA(家全体の隙間面積)が
35cm2 → 29cm2 と
6cm2 の隙間が埋まりました。

 

最近、屋根と桁の取り合い部分の
気密漏れが多いと感じます。

 

もちろん、当社もチェックしますが
吹付業者さまも 漏れやすい箇所の認識と
その処置を徹底して頂きたいと思います。

気密測定

Posted by fok-rs