加賀幹線NO.60、48 初夏の花、タニウツギ
5月24日、日曜日は大変良い天気でした。5月19日のブログに書いた大岳山の送電線鉄塔からはるか遠くに見えた山の鉄塔まで歩きたくて登りました。
送電線の鉄塔の案内板、加賀幹線NO、60からスタートです。
最初の鉄塔まで結構、急こう配の登りです。
2つ目の鉄塔はそこそこ展望がよく、白山や笈ケ岳、大笠山がきれいに見えました。
巡視路に吉野谷線NO、48を見つけこの鉄塔を目指します。
この道はなんと下の谷に激下りの道でした。
半分ヤブの道です。道には野生のウドがありました。しかし、もうウドの大木となっています。
這いつくばって歩くとタニウツギのピンクの花が咲いていました。この初夏の花に癒され登りきると48号鉄塔です。
ここからの眺めが素晴らしくこの間登ったあの赤白の太陽光電パネルの大きな鉄塔が見えました。
この間はあの鉄塔の道を歩いたたんだなあと思いだしました。
帰路は同じ道で下山すると、なんと登り口に男の人がいるのにはびっくりしました。
中高年の人から
「大岳山に行く道はこれですか?」
「この道は違います。大岳山はほらすぐ下の川のところに巡視路の案内板のあの矢印からがスタートですよ。あの太陽光パネルの赤白の鉄塔はあそこからですよ」
「ああそうですか。ありがとうございます。初めて来たのでわからなくて・・・」
その人は石川県かほく市から来た人でした。
「まず人と会わない山をどうしてこんなところを知ったんですか?」
「ガイドブックで知りましてね。コロナウイルスの関係で人に会わない山を歩きたくてね」
人と会わずに山歩きを楽しむ人は自分だけではありませんでした。
よくお話聞くと日本百名山を登っている健脚の方でした。
送電線の巡視路歩きで今まで誰一人とも会わなかったのですが、初めて人に会いました。
自分と同じような山歩きをしている人がおられ、何か元気と勇気をもらった2時間余りの山歩きでした。