石川県金沢市長田で気密測定 2020/05/14
おはようございます
健太郎です。
5月14日は、石川県金沢市長田で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
現場に入るとハンズスタイルさまで
採用率が高いアイアンの階段が見えました。
幅広でゆったりしていてカッコいい。
ふと見上げると変わった形の
吹き抜けが…。
吹き抜けの上はこんな感じ。
大開口のサッシから1階まで
日差しが差し込みますね。
完成が楽しみ(^^♪
断熱材は 屋根、壁ともに
パワーパックス。
弾力性があるモコモコの
断熱材です。
その断熱材を 調湿機能付きの気密シート
タイベックスマートに充填されていました。
隠れてしまいますが
シートのロゴがカッコいいです。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。
床の気密は剛床の下の
断熱材で気密処理し、
さらに剛床の繋ぎを
気密テープで貼り合わせてありました。
玄関周りは基礎とスタイロフォームの
取り合いをウレタンで気密処理。
外気の伝い漏れを防ぎます。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.23cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
はじめます。
アイアンの階段下の部屋は
ハンズスタイルさまでは珍しく
1段下がっています。
床を下げると気密処理は
結構大変です。
大工さんが手をかざしながら
気密漏れを探し、気密テープとウレタンで
気密処理されていました。
小上がりの和室?でしょうか。
よく見ると床が抜けています。
収納庫でしょうか。
床下の1部を基礎断熱に
されているようです。
こういう場所は結構
気密漏れしやすいのですが
きちんと気密処理されていました。
ユニットバスの下を覗きます。
この部分も基礎断熱仕様。
ウレタンとテープで漏れなく
気密処理されていました。
もう諦めかけていたそのとき
吹き抜け上空の2階部分の
柱周りがあやしいことを発見!
柱の奥に少し空間がある設計。
気密処理が難しいヤツです。
監督さんが手を当てて
漏れを確認しました。
アクロバティックなかっこうで
隙間にウレタンを丁寧に
吹き付けました。
1階の下屋から伝い漏れを
防ぐために梁と床の取り合い
部分をウレタンで気密処理。
さてさて、C値改善後(隙間埋め後)の
気密測定の結果は...。
C値 = 0.20cm2/m2 の超高気密でした。
測定結果に監督さんは満足しながら
結果を撮影されていました。
C値改善により
αA(家全体の隙間)が
31cm2 → 27cm2 と
4cm2の隙間が埋まりました。
この現場は気密の取りにくい
床の下がった部分が多かったです。
それを考慮するとかなり健闘した
気密だったと思います。