福井県福井市和田中で気密測定 2020/06/02

おはようございます
健太郎です。

6月2日は、福井県福井市和田中で
㈱中広地所さまの現場の
気密測定を行いました。

現場に入ると
庭に面する大開口のサッシから
緑が眩しく見えました。
さわやかで良い感じ。

部屋の隅ではユニットバスの
組み立て工事が行われていました。

 

よくユニットバス組み立て工事と
気密測定がバッティングしますが
排水配管から気密漏れしなければ
問題ありません。

 

もちろん、ユニットバス下の基礎周りの
気密がしっかり取られている
前提です。(潜れなくなるので…)

外回りの点検から開始します。
屋根の軒が斜めにデザインされた設計。

床下換気システム(マーベックス 澄家DC)の
スリーブです。

 

ウレタンとコーキングで
しっかり気密が取られていました。

室内側の換気配管は
ゴミが入らないよう
養生されていました。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周りはコーキングによる
気密処理がされていました。

この現場はプレウォール工法。

パネルのジョイント部分は
コーキングにより気密処理。

屋根の断熱は
ネオマボード + ウレタン吹付の
付加断熱の仕様。

玄関周りをよく見ると
マットのようなモノが敷いてあります。

気密材でしょうか。
低反発のスポンジのような
材質ですね。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.20cm2/m2 の超高気密でした。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

柱のほぞの部分(緑のテープ部分)から
気密漏れを確認しました。

もちろん、緑の養生テープを
剥がしてコーキングを充填します。

かなりの量のコーキングが
入っていきます。
1箇所に 1/3本くらい
入ったのではないでしょうか。

なかなか数がありますね。
1時間ほど充填しまりました。
(監督さんが)

 

さて、C値改善後(隙間埋め後)の
結果はいかに...。

C値 = 0.16cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm/m2。

C値改善を頑張られた監督さんは
「0.1cm2/m2に届かなかった」と
悔しそうにされていました。

 

αA(家全体の隙間)は
30cm2 → 24cm2 と
6cm2 の隙間が埋まったことになります。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.46 → 1.25 とけっこう改善しました。
隙間風が入りにくい特性です。

マスクした状態で
目張りして締め切った中
ユニットバスの工事の方々は
熱気で真っ赤になりながら
作業された感じでした。

 

本当にお疲れさまでした(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs