石川県金沢市東力で気密測定 2020/05/27
おはようございます
健太郎です。
5月27日は、石川県金沢市東力で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
現場はハンズスタイルさまの
得意とする2階リビングかな?
1階も間取り的にリビングに
見えるのでダブルリビングかもしれません。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。
断熱材は パワーマックス。
弾力性があるチクチクしない
断熱材です。
その断熱材をデュポンの
タイベックスマート(調湿機能付き気密シート)に
充填されていました。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.28cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
はじめます。
気密漏れ 箇所ナンバー1の
玄関ドアの下端から気密漏れ。
ウレタンで埋めました。
ユニットバスの下にある
給湯給水配管の隙間から
気密漏れを感じました。
まとめ配管するときは
気を付けてください。
化粧柱に気を使ってか(汚さないようにしたため)
気密処理が甘かった?
柱周りをしっかり気密処理
しました。
勝手口周りの基礎と土台の
取り合いから冷気を感じます。
取り合い部分をぐるっと
1周 気密処理しました。
勝手口の下端もウレタンを
充填して気密処理。
経年劣化等で気密漏れしないように
梁周りの気密処理を強化。
最後に大工さんが見つけたのが
玄関ドアの電子ロック錠の配線穴。
ワ~ すごく、ス~ス~する。
かなり気密漏れしていました。
監督さんは
「こんな穴を見逃してしまうとは…」と
苦笑いして気密処理。
さてさて、C値改善(隙間埋め後)の
再測定の結果は...。
C値 = 0.19cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
監督さんは「バンバンです」と
喜びながら結果を撮影。
大工さんも「良いC値だから」と
撮影されていました。
αA(家全体の隙間面積)は
45cm2 → 31cm2 と
14cm2 の隙間が埋まった結果に。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.41 → 1.09 とかなり改善しました。
n値は 1に近づくほど隙間風が
入りにくいと言われています。
n値が大幅に改善したのは
電子ロック錠の配線穴ように
大穴を気密処理できたから
だと思われます。
自分で言うのもなんですが
数値で見える化って
すごいですね(^^♪