石川県白山市横江町で気密測定 2020/06/29
おはようございます
健太郎です。
6月29日は 石川県白山市横江町で
㈱フジタさまの現場の気密測定を
行いました。
採光がバッチリで明るい
とてもきれいな現場でした。
今回の気密測定は
測定の様子をプロのカメラマンが
撮影することになっています。
最近、増えてきています(^^♪
さて、いつものように
チェックしていきます。
サッシは リクシルのサーモスL。
アルミ複合ペアガラス。
サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。
ここは床断熱の現場。
床の剛床の繋ぎは 気密テープで
貼り合わせ、柱周りはコーキングで
気密処理されていました。
配管周りは
コーキングで気密処理。
おっと目張りのテープが
浮いていますね。(目張り目張り)
断熱材は 屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.92cm2/m2 でした。
表示は四捨五入により0.9cm2/m2。
え っ …。まずい?
ここからC値改善(隙間埋め作業)で
挽回出来れば ビフォーアフターで
いい映像になるのかな。
気合が入ります(>_<)
これは インターフォン用の配線。
気密処理されていませんでしたので
ウレタンで穴を埋めました。
玄関周りの基礎と土台の
取り合いから気密漏れがあり
ウレタンで気密処理。
はみ出した部分はカットして
後に気密テープを貼ります。
木材のジョイント(サッシ枠)
部分に気密テープを貼って気密処理。
ここまでやっても
0.8cm2/m2前後の気密。
絵的にピンチです。
そう言えば、n値(隙間特性値)が
1.61 と大穴があることを指しています。
となると、下屋部分や桁と屋根の
取り合いがカギですね。
ありました。
赤丸部分から結構な気密漏れ。
やはり桁と屋根との取り合い部分ですね。
ウレタンを思いっきり充填しました。
あとは下屋部分です。
壁との取り合いにタイベックシートが
施工されています。
そこから結構な気密漏れが...。
漏れ具合からして、ここが大物っぽいです。
フジタの社員の方々、私も含め
ウレタンまみれになりながら
約3時間ほど 格闘しました。
さて、予定撮影時間を軽く
オーバーしています。
気になる再測定の結果は いかに...。
C値 = 0.43cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.4cm2/m2。
その測定結果に 担当の監督さんは
ほっとされていました。
今回のC値改善(隙間埋め)により
αA(家全体の隙間面積)は
118cm2 → 56cm2 と
なんと 62cm2 の隙間が
埋まった結果でした。
いや ~良い映像が取れましたかね。
なかなかのビフォーアフターだったと
思います(^^♪