石川県白山市知気寺町で気密測定 2020/09/24
おはようございます
健太郎です。
9月24日は石川県白山市知気寺町で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
現場はハンズスタイルさまが
得意とする2階リビングの設計。
南面の大開口サッシから
素敵な風景が望めます。
断熱材は天井がサーモウール(羊毛)。
壁の断熱材はパワーマックス。
どちらもふわふわの断熱材です。
その断熱材をデュポンの
タイベックスマートに
充填されていました。
リビングは超天井高。
気密シートを貼るのが
大変だったと思います。
サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。
気密測定器を窓に取り付ける
ときに気が付きました。
この現場の窓はすべて(フィックス除く)
ドレーキップ窓(内開き)。
グリップの向きにより開き方が違う
2アクション窓です。
YKKの窓では最高峰グレード。
凄いっすね。
ドレーキップ窓に測定器を
付けるのはそこそこ大変。(金具周りなど)
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.25cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)
をはじめます。
給湯・給水配管周り(赤・青ホース)に
ウレタンを追加して気密処理。
玄関周りの基礎と土台の取り合い
にウレタンを充填して気密処理。
後に余分な部分をカットして
テープを貼ります。
勝手口のドアまわりと
基礎と土台の取り合いも
ウレタンで気密処理。
天井の気密テープの浮きを
押さえて…。
梁周りに気密テープを追加。
気密漏れの多かったのが
筋交い周り。
筋交いの隙間や
金物部分から漏れ易いです。
ウレタンを注入して気密処理。
床の柱周りにも
ウレタンを注入。
さて、C値改善後(隙間埋め後)の
結果はいかに...。
C値 = 0.22cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
気密処理を頑張った監督さんは
ほっとして結果を撮影されていました。
αA(家全体の隙間面積)は
33cm2 → 29cm2 と
4cm2 の隙間が埋まった結果でした。
n値(隙間特性値)は
1.30 → 1.24 と隙間風が入りにくい
特性にレベルアップ。
それにしても全窓
ドレーキップとは …。
お施主さまのこだわりなのかな(^^♪