石川県河北郡津幡町で気密測定 2020/10/09
おはようございます
健太郎です。
10月9日は 石川県河北郡津幡町で
(有)E-HOUSEさまの現場の
気密測定を行いました。
玄関に入ってすぐに
大開口のフィックス窓。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。
リビングは南側の大開口サッシから
光が差し込む明るい室内。
断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
見ての通り、室内側に
気密シートが丁寧に
施工されていました。
コンセントには気密コンセント
ボックスを採用。
「おっ!」と気が付いた人は
なかなかマニアック。
通常、電気配線は
気密コンセントボックスを
貫通させて断熱材側を通るのですが
ここは電線をあえて室内側に通し
気密コンセントボックスに
穴を開けていません。
ひとつの技ですね。
今回は測定前に
気密測定器で減圧して
漏れを探し止める作戦。
まずは…
玄関ドアの下端から
漏気があり、気密テープと
コーキングで押さえて気密処理。
玄関周りの基礎と土台の
取り合いから微量な気密漏れ。
その取り合いに気密テープを
貼って気密処理。
基礎と土台の間の
気密パッキンが完璧であれば
処理しなくていいのですが
完璧な現場は少ないです。
伝い漏れを防止するために
上部のような箇所にも
気密処理が必要です。
最後に引き違いサッシを
確認したところ、思った以上に
風が入っていました。
ここは引渡し前の
サッシ調整に期待しよう。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により 0.1cm2/m2。
気密処理を頑張った監督さんは
ほっとして結果を撮影されていました。
αA(家全体の隙間面積)は
22cm2。(5.5×4cm2)
n値(隙間特性値)は
1.21とレベルが高い。
サッシ調整が完璧だったら
もう少し良かったかも….。
いやいや、タラレバは
無しですね(^^♪