富山県富山市呉羽町で気密想定 2020/10/27

おはようございます
健太郎です。

10月27日は 富山県富山市呉羽町で
㈱ジュープラスさまの現場の
気密測定を行いました。

採光の取れた明るい室内。
大工さんは熟年と若い方の
熱い 名コンビ。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周りはMAGの気密テープと
コーキングによる気密処理。

壁の断熱材はセルロースファイバー。
メッシュ状のシートに充填。

 

その上から調湿すかっとシート
という気密シートを貼られた仕様。

 

はじめて見たシートですが
酒井化学工業のシートで
夏は透湿、冬は防湿の機能が働く
可変透湿気密シートのようです。

屋根の断熱材はEPS。
( ビーズ法ポリスチレンフォーム)
90ミリ+90ミリの2枚重ね。

EPSは気密テープと
コーキングにより気密処理。

 

施工された方ならわかると
思いますがEPSで気密を取るのは
めちゃ大変です。(コーキング切れやすいので)

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.10cm2/m2 の超高気密でした。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

大工さん達が怪しい箇所を
徹底的にチェックされてます。

電線とCD管まわりに
コーキングを追加。

お風呂まわりをチェック。

基礎貫きの給湯給水配管の
まわりにコーキングを追加。

やっぱ 屋根かな~っと
大工さんが桁上に上がります。

地味ですが木材の節の上に
気密漏れしないよう
コーキングを打ちます。

こんな感じに…。

 

これ、結構大事かも。
私は自分の家を住みながら
気密を上げていますが
床の節が3箇所ほど抜けていて
気密漏れしていた経験があります。
リスク回避にも良いですね。

さて、これと言って気密漏れはなく
地味な気密処理を重ねました。

 

C値改善後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.099cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定結果を立ち合いされた
監督さんは嬉しそうに撮影されていました。

その後は 反省会です。

 

次はもっとこうしたら良い
手順や段取りを変更しようなど
更なる気密UPに向けて
アツく語り合いました。

 

いや ~ アツい人たちには
熱くなって応えたい。
いいですね。こういうの(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs