富山県高岡市和田で気密測定 2020/11/19

おはようございます
健太郎です。

11月19日は 富山県高岡市和田で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

現場は角の大開口サッシから
光が差し込む明るい室内。

大きな足場が組んであって
分かりづらいですが
大きな吹き抜けがある設計。

吹き抜け上空には3連の大型サッシ。
屋根は勾配天井の仕様です。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープに
より気密処理。
エッジがくっきりです。

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
目が細かく柔らかな断熱材です。

剛床のジョイント部
柱の立ち上がりは
気密テープで気密処理。

 

ここもテープのエッジが鋭い。
圧着して貼られているのが分かります。

ここはピン工法なので
ピン部分や木のジョイント部分にも
気密テープが貼られていました。

コンセプト建築設計の大工さんは
ほんと真面目な方が多いです。
玄関周りを徹底的に清掃してから…

基礎とスタイロフォームの
取り合い部分にコーキングを
打たれてました。

美しい仕上がりです。
基礎と土台の取り合いは
気密テープによる気密処理。

床の下でも気密処理されている
とのことでしたが
伝い漏れを嫌って間柱と床の
取り合い部分にも気密テープを
貼ってもらいました。

㈱コンセプト建築設計さまでは
気密測定時に玄関ドア、サッシの
調整をサッシ屋さんにしています。

 

特に引き違いサッシや玄関ドアは
パッキンの当たりにより数値が
大きく変わってきます。

 

フルに性能を発揮させるには
サッシ調整は必須ですね。

さてさて、気になる
気密測定の結果は...。

C値 = 0.054cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

立ち合いされたお施主さま夫婦は
とても喜び、結果を撮影されていました。

 

いや ~ 気密が良過ぎて
エラーが連発しました。

 

αA(家全体の隙間面性)は
8cm2(4×2cm)。
n値(隙間特性値)は
1.16とかなりレベルが高い。

いい仕事の積み重ねが
良い気密に結び付くと感じます。
この現場は完全に
やり過ぎの域ですが…(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs