福井県福井市北今泉町で気密測定 2020/12/07
おはようございます
健太郎です。
12月7日は 福井県福井市北今泉町で
㈱モジュールホームさま の現場の
気密測定を行いました。
現場はフローリング施工中。
現場発泡(ウレタン吹付)が多い
モジュールホームさまですが
今回はパネル工法のようです。
このパネルは ㈱内田木材店のモノ。
断熱材はフェノバボードです。
パネルの端でキラキラ光って
いるが見えますか。コーキングです。
工場生産のパネルですが
幅広で丁寧にコーキングが入っており
ちゃんと抑えも効いています。
他社のパネルではコーキングが
無いものや切れたりしているのを
よく見かけます。
このパネルはジョイント部分にも
コーキングが入っていました。
これが気密に反映されますように。
屋根の断熱材は
ウレタン吹付断熱。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.21cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
ここは基礎断熱の現場。(床下が室内扱い)
給湯給水配管の基礎貫き穴に
ウレタンを追加。
基礎の水分を抜くための
床下換気口のダンパーまわりにも
ウレタンを追加して気密処理。
勝手口はリクシルの
片引き戸。
若干の漏気はありましたが
想定の範囲内ですかね。
それでは C値改善後(隙間埋め作業)の
測定結果は...。
C値 = 0.17cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
気密処理を頑張った設計士さんは
「n値(隙間特性値)がとても良いね」と
うれしそうに言われていました。
n値の範囲は1~2。
1.05は隙間風がかなり入りにくい
特性を表しています。
C値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
5cm2改善。
C値の 0.17cm2/m2も
パネル工法ではかなり優秀な部類。
それはパネルの施工と
気密処理が良かったことと
例のコーキングが効いていると
感じるのでした。(^^♪