岐阜県羽島市江吉良町で気密測定 2020/12/14
おはようございます
健太郎です。
12月14日は 岐阜県羽島市江吉良町で
㈱渡辺建設 プラスホームさまの
現場の気密測定を行いました。
現場は南側に 大型サッシを
配置した明るい室内。
和室には縁側が
採用されていました。
㈱渡辺建設さまでは
縁側の採用率が高いです。
サッシはYKKのエピソード。
アルミ複合のペアガラス。
サッシ周りはコーキングと
ウレタンにより気密処理されていました。
断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
熱伝導率が λ0.026w/m・kの
高性能 硬質ウレタンです。
それではチェックしていきます。
外壁にはアルミ遮熱シートが
貼られていました。
ここは基礎断熱の現場。(床下が室内扱い)
基礎を貫いた穴はコーキングにより
気密処理。
大工さんが玄関ドアの下端と
基礎と土台の取り合い部分を
コーキングで気密処理されていました。
気密パッキンだけでは
完璧でないため良い処置だと
思います。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに ...。
C値 = 0.34cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)
を開始します。
今回はサッシ周りの気密処理に
注力しました。
実は木材の組みの部分から
伝い漏れする可能性があります。
施工に使う気密テープは
経年劣化に強いモノをチョイス。
気密テープを使う利点は
木材が痩せたとしてもテープ追従し
気密漏れしにくいところです。
渡邉社長をはじめ、大工さん、監督さん、
事務所女性、自分とで
サッシ周りを気密処理しました。
さて、C値改善後の
測定結果はいかに ...。
C値 = 0.24cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
測定結果に 渡邉社長はとても喜び
詳細結果を確認されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
58cm2 → 41cm2と
17cm2の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.52 → 1.22 と隙間風が入りにくい
特性に変化。
やっぱり、窓周りの気密処理は
大事なんです。
窓周りがスースーして寒いを
防ぐためにも今回のような
気密処理をしておきましょう(^^♪