石川県小松市みどり町で気密測定 2021/01/14
おはようございます
健太郎です。
1月14日は 石川県小松市みどり町で
㈱オオミ住装さまの現場の
気密測定を行いました。
南側の大開口サッシから
明るい光が差し込む室内。
吹き抜け上空からも
光が差し込んでいました。
この現場はパネル工法。
㈱内田木材店のパネルです。
断熱材はフェノバボード。
断熱材の際やジョイント部分に
コーキングが太く打たれています。
これが ㈱内田木材店の
パネルの特徴。(気密に反映されそう)
パネルのジョイント部分は
コーキングによる気密処理。(室内側)
外壁側は気密テープによる
気密処理が施されています。
めちゃ丁寧にコーキングが
入っていました。
屋根の断熱材もフェノバボード。
天井にボードが貼られているので
見えません。
気密測定のタイミングが少し
遅かったですね。(ボードが貼ってあると直せないので)
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはウレタンにより
気密処理されていました。
それにしてもジョイントという
ジョイントにコーキングが
しっかり入っており押さえも効いてそう。
監督さんが当社のブログを
参考に施工されたようです。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.23cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
気密漏れあるあるの
玄関ドアの下端から少し気密漏れ。
コーキングにより気密処理。
玄関ドア枠と柱の取り合い
部分から気密漏れ。
ここにもコーキングを入れ
ヘラで押さえました。
基礎と土台間の気密パッキンの
ジョイントと入角から気密漏れ。
コーキングを入れて押さえました。
コーキングは隙間にねじ込んで
はじめて効果を発揮することを
分かられています。
電気配線も1本ずつ出して
気密処理されてますね。
ホールダウン金物、
配管周りの気密処理も
抜かりなし。
さて、C値改善後の
測定結果は...。
C値 = 0.20cm2/m2 の超高気密でした。
気密処理を頑張られた監督さんは
とても喜び、結果を撮影されていました。
C値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
34cm2 → 30cm2 と
4cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値)は
1.29 → 1.14 と隙間風が
入りにくい特性に改善。
パネル工法で難しいのは
屋根の気密処理。
屋根だけウレタン吹付断熱にすれば
まだ気密が出しやすい。
屋根もフェノバボードで
0.20cm2/m2 はかなりレベルが
高いと言えます。
大変だっとと思います
上下両方からの気密処理は…。(^^♪