富山県高岡市下牧野で気密測定 2021/04/20
おはようございます
健太郎です。
４月２０日は 富山県高岡市下牧野で
イザットハウス富山店（ベストホーム）さまの
現場の気密測定を行いました。
現場は ２階のボードを
施工されていました。
仕上がった部屋が作業室に
なっておりいい感じ。
１階のリビングは東南側のサッシから
光が差し込む明るい室内。
換気システムは日本住環境の
ルフロが採用されていました。
サッシは三共立山のスマージュ。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りには屋根から
下された気密シートが
巻かれていました。
イザット工法では
家をすっぽり覆うように
外側に気密シートが施工されています。
サッシ周りはその気密シートと
ジョイントさせるように気密処理。
雨仕舞など施工にも
ノウハウがあるようです。
断熱材はネオマフォーム。
気密シートの上から家を
覆うように施工。
木材の熱橋を作らない
外断熱の工法です。
さて、チェックしていきます。
玄関ドアまわりにも気密シートが
しっかり巻かれていました。
玄関ドアの下端の隙間に
ウレタンを充填して気密処理。
基礎の水抜き穴にも
ウレタンを充填。
ユニットバスの給湯・給水
配管周りにも追加で
ウレタンを充填。
ここは基礎断熱（床下が室内扱い）
の現場。
基礎に空いている隙間は
気密漏れに直結します。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに．．．。
Ｃ値 ＝ ０.０９０cm2/m2 のウルトラ気密（0.1cm2/m2以下）でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
気密処理を頑張った
監督さんは ほっとして
詳細を確認されていました。
αA（家全体の隙間面積）が１１cm2。
ｎ値（隙間特性値 範囲1～2）が
1.09 とかなりレベルの高い気密。
上棟時に家全体を気密シートで
覆う施工をされているのですが
通常の建て方より めちゃくちゃ大変です。
「良い気密が出ると報われる。」
大工さんたちの思いが伝わってきます。