富山県南砺市荒木で気密測定 2021/05/19
おはようございます
健太郎です。
５月１９日は、富山県南砺市荒木で
すぎはら建築工房さまの現場の
気密測定を行いました。
かなり大きい現場で
余裕のあるゆったりとした設計。
廊下？がめちゃ広い。
すぎはら建築工房さまでは
4寸柱が標準です。
それでいてこの現場は
耐震等級３をクリアしています。
壁の断熱材は 高性能グラスウール。
気密シート貼りの仕様です。
天井の断熱材はセルロースファイバー。
セルロースはのちにブローイング。
天井の気密シートがきれいに
貼られていました。
シートがヌキで押さえて
あるので安心です。
外壁は フェノバボードを
貼った付加断熱仕様。
サッシはＹＫＫのＡＰＷ３３０。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはウレタンと
コーキングにより気密処理。
さて、気になる気密測定の
結果は．．．。
Ｃ値 ＝ ０.３５cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.4cm2/m2。
それではＣ値改善（隙間埋め作業）を
開始します。
気密シートを貫く、配管まわりを
気密テープを追加して強化。
給水配管まわりも
気密テープで補強。
玄関ドア下端、勝手口下端の
微細な漏気をウレタンで気密処理。
火打ち周りから気密漏れ。
気密テープが入りにくい場所も
丁寧に押さえました。
羽子板ボルトまわりを
ウレタンで気密処理。
電線周りもウレタンで
気密処理。
最後に下屋に繋がる
取り合い部分にコーキングを
入れました。
さて、Ｃ値改善後の
結果はいかに．．．。
Ｃ値 ＝ ０.３３cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
気密処理を頑張った杉原社長は
「こんだけやって６cm2の改善か…」と
少し悔しそうにされていました。
大きい現場の気密シート貼りは
目配せがとっても大変です。
Ｃ値 は 0.33cm2/m2 と優秀ですし
６cm2 の改善は大きかったと
思いますよ(^^♪