富山県高岡市石瀬で気密測定 2021/05/13

おはようございます
健太郎です。

5月13日は 富山県高岡市石瀬で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

現場は家の正面に大開口サッシを
配置した明るい室内。

吹き抜けを大きく
取った設計。

吹き抜け上空のサッシは
お施主さまが排熱を考え
開けられるようになっていました。
軒も深いので夏に大活躍しますね。

 

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープに
より気密処理。
エッジくっきりで
きれいに貼られていました。

本来の性能を引き出すために
サッシ屋さんにサッシ調整を
して頂きました。いつもありがとう♪

断熱材はアイシネンの
屋根・壁ともにウレタン吹付断熱。

外壁にフェノバボードを
貼った付加断熱仕様です。

それではチェックしていきます。

 

ユニットバスの断熱は
カネライトフォーム。

 

ジョイントは気密テープ。

カネライトの頭部分は
ウレタンをたっぷり
吹き付けた 気密処理。

 

柱と土台の取り合い
入り隅部分に気密テープが
貼られていました。

ヌキ(木材)に隠れて
見えにくいですが

床と柱の取り合いや
梁と間柱の取り合い部分も
気密テープ(銀色)で
気密処理されていました。

もちろん、床の剛床のジョイント部
柱の立ち上がり部分も
気密テープで気密処理。

 

筋交いを入れる前に
気密処理していることがわかります。
(後からだと筋交いの下が気密処理されない)

玄関回りが美しい…。
基礎と土台の取り合い
土台と剛床の取り合いも
気密テープ。

 

まるで金物がハマっているように
エッジが出ていますね。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

でました。

C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…

C値 = 0.049cm2/m2 のウルトラ気密でした。

測定に立ち合いされた
お施主さま家族はとても喜び
結果を撮影されていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
8cm2(4×2cm)。

細部にこだわり、やり過ぎなくらい
気密処理を施している棟梁の
武部さんです。

 

この度、独立して
TAKEBE建築という会社を
起業されたようです。

 

お若いのに素晴らしい。
今後の活躍も期待しています(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs