富山県富山市大泉で気密測定 2021/08/30
稜です。
8月30日は富山県富山市大泉で
㈱オリバーさまの現場の
気密測定を行いました。
サッシから光が差し込む
明るい室内となっていました。
サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。
天井を見てみると袋詰めのグラスウールが
敷かれていました。
階間に入れることで足音などを
吸音する役割を果たします。
室内側に断熱材のネオマフォーム。
気密は耐震壁パネルの外壁側に
気密テープを貼ることで
確保しているようです。
チェックをしていきます。
サッシ周りはウレタンとテープで
気密処理してあります。
ホールダウン金物まわりに
ウレタンが吹かれています。
ここからも漏れやすいので
要注意なポイントですね。
排水管の貫通部はウレタンで
気密処理がされています。
二階の天井。
梁と断熱材の取り合い部分が
綺麗に気密処理されています。
玄関周りやユニットバスが怪しい、と
測定の前に監督さんがウレタンで
気密処理をされていました。
それでは、測定に移ります。
気になる結果は…
C値=0.27cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
C値改善作業(隙間埋め)をはじめます。
ユニットバスの配管まわりから
漏気がありましたのでウレタンで
気密処理をします。
柱と床との取り合いで
少し怪しい箇所があるとの事で、
ウレタンを吹いてまわります。
まぐさと柱とのジョイント部分などの
サッシまわりも怪しいとみて、
テープやウレタンで処理をしていきます。
改善作業を納得のいくまで続けたあと、
再度測定をはじめます。
結果は…
C値=0.17cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
27cm2 → 17cm2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.40 → 1.09
と改善されました。
この結果に次長さんたちも
喜んでいるご様子でした。
αA (家全体の隙間面積)と
n値 (隙間特性値 範囲1~2)の
どちら共、とても良くなっていますね。
より良い気密を求めて奮起し、
努力をし続けているオリバーさま。
その熱い気持ちに応えられるよう、
私も頑張ります。