富山県砺波市神島で気密測定 2020/11/17
おはようございます
健太郎です。
１１月１７日は 富山県砺波市神島で
㈱作造さまの現場の気密測定を
行いました。
玄関ドアはＹＫＫのコンコード（引き戸）。
最近、引き戸でも気密が優秀な
現場が多いので助かります。
今回も漏れませんように …。
この現場はゆとりがある
設計の平屋の家。
家の中央に中庭がある設計。
そこからの採光は抜群でした。
サッシはＹＫＫのＡＰＷ４３０。
樹脂トリプルガラス。
中庭のサッシはＡＰＷ４３１の
大開口スライディングです。
断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
壁はきれいに吹かれていました。
屋根のウレタンは２００ミリ以上
吹かれているようです。
それてはチェックしていきます。
ここは基礎断熱の現場。
基礎を貫く、給湯給水配管は
ウレタンで気密処理。
室内側からも吹かれているようです。
ここは玄関土間です。
基礎とスタイロフォームの間は
ウレタンにより気密処理されていました。
サッシ周りの気密処理は未施工。
大工さんがボード施工時に行う予定。
今回はめちゃ低い窓に機械を設置。
なかなか無いことです。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに．．．。
Ｃ値 ＝ ０.１３cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
それではＣ値改善（隙間埋め作業）を
開始します。
玄関引き戸の周りを
ウレタンで気密処理。
このように大きなドアや
大開口サッシの気密処理を行うと
大幅な改善が見込めます。
それは伝い漏れする可能性が
高いからです。
営業さんもＣ値改善（隙間埋め作業）
に参加。手を当てて漏気を
確認しています。
大きなフィックス窓の下端から
少し気密漏れがあった模様。
ウレタンで埋めました。
勝手口の下端も少し
気密漏れがありました。
ここも丁寧にウレタンを
詰めて気密処理。
さてさて、Ｃ値改善後の
結果はいかに．．．。
Ｃ値 ＝ ０.０７１cm2/m2 のウルトラ気密（0.1cm2/m2以下）でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
気密処理を頑張った営業さんは
とても喜び、結果を指さし確認されていました。
作造さまで 0.1cm2/m2の壁を
超えたのは今回がはじめて。
Ｃ値改善により
αＡ（家全体の隙間面積）は
２４cm2 → １３cm2 と
１１cm2 の隙間が埋まりました。
かなりの大幅改善です。
やはりサッシ周り、玄関ドア回りの
気密処理は大切ですね。
それにしても今回の玄関引き戸の
気密力は優秀でした(^^♪