石川県野々市市田尻町で気密測定

おはようございます
健太郎です。

11月27日は 石川県野々市市田尻町で
㈱設計木花家さまの現場の
気密測定を行いました。

おっと玄関戸は
木製の引き戸。
気密はヤバいのか?

 

木下社長に聞いたところ
大和屋というメーカーの
木製玄関引戸の模様。

この木製玄関引戸。
ドイツ製のドアハンドルを採用した
エアタイトドア(密着する気密ドア)。

 

FIX部分を含めるとなんと
クルマが買えちゃう金額。
気密を何とかお願いしますよ。

その高級玄関引戸の周りは
ユラソール(高性能気密テープ)で
気密処理。

室内は南面に配置した
大開口サッシから光が
差し込む室内空間。

 

サッシは多く導入せず
要所要所に抑えた印象。

サッシはリクシルの
エルスターX。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは見えにくいですが
コーキングで気密処理。

 

コーキングが透明なため
分かりにくいですが
木材のジョイント部分にも
コーキングが入っていました。

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

4寸柱の壁にみっちり
断熱材が充填されています。

現場は天井下地が施工されており
カットされてない壁の部位は
もっこもこに吹かれています。(プラス20センチ以上?)

 

もちろんこれは気密にも断熱にも
プラスに働くと思われます。

CD管(電気配管)には
気密用の粘土が詰められていました。

さて、今回は測定前に減圧して
C値改善(隙間埋作業)をすることに。

 

木製玄関引戸は秀逸で
気密漏れは一切なし。高いだけある!!

 

扉の下端に漏気があったため
コーキングで気密処理。

大きいFIX窓の柱の際から
漏気あり。

これでもか~っと
コーキングを注入して
漏気を止めました。

あとはひたすら
怪しい箇所の漏気チェックを
行いましたが
漏れは見つかりませんでした。

さてさて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

正確には…
C値 = 0.048cm2/m2 のウルトラ気密でした。

測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜び
詳細結果を確認されていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
10cm2(5×2cm)。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.04と レベルが高く
隙間風がすごく入りにくい特性。

 

ちなみに 0.048cm2/m2は
設計木花家さまで新記録です。

木製玄関引戸を
ちょっと疑っていましたが
まったく漏れなし。すみませんでした…

この後、木下社長とお施主さまで
焼くに焼いた焼杉たちを
外壁に貼っていく模様。

焼杉の外壁が
どんな風合いになるのか
とても楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs