富山県富山市婦中町で気密測定

おはようございます
健太郎です。

1月12日は 富山県富山市婦中町で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました。

大きい平屋の現場です。
南面の大開口サッシから
光が差し込んでいました。

リビングは梁見せで
勾配天井の仕様。

サッシは日本製 樹脂トリプルガラスの
ドレーキップ(内開き窓)。

サッシ周りは気密テープに
より気密処理。

断熱材は屋根・壁ともに
セルロースファイバー。

 

写真のようにメッシュ状の
シートの中にセルロースファイバーを充填。

その上から調湿性がある
タイベックスマート(気密シート)
を貼って気密処理。

面材はモイス。
外でも気密を取っており
ジョイント部分を
気密テープで気密処理。

その後、外壁に
ロックウール100ミリを
貼る予定。

 

ガレージが広いので
資材が置き放題です。

この現場は間仕切り壁の
中にもセルロースがパンパンに
充填されていました。

 

これは消音効果を
狙ったもののようです。

写真は玄関土間。
基礎と土台の取り合い部分は
ユラソールで気密処理。

玄関ドアとガレージに繋がる
扉が2枚ある設計。

気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.051cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

玄関ドアの下端から漏気あり。
気密テープを貼って気密処理。

土間部分にテープの浮きがあったため
しっかり押さえました。

電気配線から漏気がないか
しっかり確認。

2本まとめて配線していた
電気配線でしたが
気密処理がしっかりしていたため
漏気なし。

 

さて、気になるC値改善後の
測定結果はいかに...。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…
C値 = 0.043cm2/m2 のウルトラ気密でした。

測定に立ち合いされた
お施主さまはとても喜び
詳細結果を確認されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
7cm2 → 6cm2 と
1cm2の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.07 → 1.01 と隙間風が入りにくい
特性に改善。

この現場は圧力差が
あまり出なくてエラーが連発。

 

セブンワークスさまの現場は
完成で気密を上げてくることが多いので
次回測定できるか心配です(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs