福井県福井市勝見で気密測定

おはようございます
健太郎です。

1月29日は 福井県福井市勝見で
㈱増田材木店さまの現場の
気密測定を行いました。

 

㈱増田材木店さまは
ウェルネストホーム認定施工店に
なります。

1階は筋交いが
めちゃ多い印象。

どうやら2階リビングの
設計のようです。

面材はモイス。
面材のジョイントは
気密テープで気密処理。

サッシは
日本製 樹脂トリプルガラスの
ドレーキップ(内開き窓)と…

ノルド 木製防火窓の
トリプルガラスを採用。

 

ノルドのサッシは
はじめて見ました。
気密性は良さそうですね。

断熱材は屋根・壁は
セルロースファイバー。
外壁にロックウール100ミリを
貼る仕様。

壁のセルロースは
充填前の状態でした。

それにしても
気密処理がすごい。

 

ボードのジョイント、ビス穴は
もちろん、柱、間柱、梁周りの
取り合いの気密処理が
丁寧に施工されています。

ここは小屋裏の狭いエリア。

こんな狭い場所
きれいに気密処理するのは
至難の業。

 

大工さんに聞いたところ
めちゃくちゃ時間が
かかったとのこと。

電線3本の隙間に
コーキングが入っていました。
きれいですね。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.075cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

玄関ドア下端から
微細な漏気。
ウレタンで気密処理。

梁の取り合いにテープが
当たってない箇所発見。
きれいに貼りました。

外でテープが当たっていますが
室内側のモイスのジョイントに
テープがない箇所を発見。

柱と柱の取り合いに
テープがない箇所あり。
上から下までテープを貼って
押さえました。

大工さんが壁にめり込んでいます。
でもこれは気密処理の風景。

狭くて高い位置に気密処理が
出来てない空間がありました。
少しずつテープを貼って気密処理。

あとはひたすらテープを
押さえて回りました。

 

さて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.066cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち合いされた
増田さん(設計士)は とても喜び
詳細結果を確認されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
9cm2 → 8cm2 と
1cm2 改善しました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.12 → 1.03 と隙間風が入り難い
特性に改善。

もともと高い気密レベルの
だったため改善量は少なかったですが
より強固なモノ(気密)に
改善できたと思います。

 

これからシートを貼ってセルロースを
充填し、外にロックウールを貼るので
気密は良い方に変化すると思われます。

完成気密がとても楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs