石川県金沢市四十万で気密測定

おはようございます
健太郎です。

2月24日は 石川県金沢市四十万で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

南面に大開口サッシを
配置した明るい室内。

 

耐力面材、筋交いが
要所要所に入っている印象。

2階は更に筋交いがぎっしり。
耐震性能は かなり高そうです。

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

外壁にフェノバボードを貼る
付加断熱仕様。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

 

サッシ周りは気密テープによる
気密処理。

ここは床断熱(床下が外扱い)の仕様。
剛床の取り合い、柱の立ち上がりを
気密テープにより気密処理。

ユニットバス下の
断熱材の取り合いは
ウレタンで気密処理。

怪しい箇所があったので
大工さんにコーキングを
入れてもらいました。

さて、今回は測定前に
C値改善(隙間埋め作業)を行います。

 

たまに …
「福田さんは測定だけで
 何もしてないのですか?」と
聞かれます。

 

そうではないのですが…。
気密測定はお施主さまや
工務店さまが主役なので。

でも誤解されるのもアレなので
今回は私の改善シーンを。

 

玄関ドアの下端から微細な漏気あり。
ウレタンで埋めました。

天井の吊り木の
まわりの隙間が怪しい。

ウレタンを注入して
気密処理。

 

私の家は 住みながら
たまに気密処理しているのですが
吊り木周りからの漏気が
何箇所かありました。(サーモで見ると分かりやすい)

ここは定番ですが
床と柱の取り合いのホゾ穴。

床が壁に半分掛かることが多い部位で
伝い漏れする可能性があります。

おっと 床と壁の隙間が
大きい箇所発見。

金属火打ちと断熱材の
隙間が気になる。

たぶん漏れはないと思いますが
のちに漏れるリスクを潰します。

すごく見づらいですが
下屋部分の天井と梁の
取り合い箇所。

 

気密シート貼りでも
有効なのでやっておいて損はないです。

さてさて、気になる
気密測定の結果はいかに...。

C値 = 0.052cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

立ち合いされたお施主さま
夫婦はとても喜び結果を
撮影されていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
6cm2(3×2cm)と
かなりレベルが高い。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.06と隙間風がとても入り難い
値を示しています。

家全体の隙間を集めても
消しゴムの半分くらいの大きさしかない
超々高気密なスペック。

 

暖かい家になること
間違いないと思います(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs