石川県白山市八ツ矢町で気密測定

稜です。

4月1日は石川県白山市八ツ矢町で
㈱アーツデザインさまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

天井と壁の断熱材は、
ネオマフォーム。

サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。

チェックしていきます。
現場は床断熱となっていますので、
床下から上がっている配管などは
気密処理する必要があります。
ウレタンで気密処理されていますね。

柱や筋交いの取り合いや
ホールダウン金物も、
ウレタンで気密処理されています。

天井の断熱材の取り合いを見てみると、
丁寧にコーキングが入っています。
素晴らしい仕事ですね。

外から見たときに
気になっていたのですが、
この水色の目立つシート。
ウェザーメイトプラスという
製品のようですね。

測定の前に少し気密処理。
配管の貫通部で少し怪しい
箇所がありましたので、
追加でウレタンを吹き付けます。

こちらのCD管は上の辺りに
隙間が出来ていましたので、
しっかりとウレタンで埋めます。

チェックが終わりましたので、
測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.13cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

既に素晴らしい気密ですが、
C値改善作業(隙間埋め)
をします。

 

土間のパッキン間のジョイントに
隙間が出来ています。

他にも玄関の下端などからも
少し漏気がありましたので、
ウレタンで気密処理をします。

 

それでは再度測定を始めます。
結果は…

C値=0.11cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
14cm2 → 12cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.22 → 1.07
となっています。

この結果に、
立ち合いされた社長は
満足しているご様子でした。

 

前回、㈱アーツデザインさまの
現場の測定をした際には、
天井の断熱材の取り合いから
少し漏気がありましたが、
今回はコーキングを太めに入れたと
大工さんが仰っていました。

 

丁寧に、太めに。
これだけでも手間は増えるし、
コーキングの使用量も増えます。
ですが、その甲斐あって
今回は全然漏気していませんでした。

 

㈱アーツデザインさまや大工さんの
家づくりに対する想いから、
お施主様の暮らしが豊かになる、
素敵なお家が生まれているのですね。

気密測定

Posted by fok-rs