福井県坂井市坂井町で気密測定

おはようございます
健太郎です。

4月2日は 福井県坂井市坂井町で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

南側に大型サッシを配置した

大きな吹き抜けがある設計。

サッシはリクシルのEW。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りはメッシュ入りの
気密テープで気密処理されていました。

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

外壁はフェノバボードを
貼った付加断熱仕様。

玄関周りの施工。

基礎と土台の取り合い
土台と柱の取り合いを
ブチルテープで気密処理。

梁と間柱の取り合いも
キラキラ。

木材のジョイント部を
徹底して攻めてます。

漏れやすい入隅にも

しっかり気密テープが
貼られていました。

さて、測定前にチェックと
気密処理を行います。

 

ここは基礎断熱の仕様(床下が室内扱い)。
床下エアコン用のスリーブでしょうか。

このままだと気密漏れしますので
目貼りしてもらいました。

いつもながら、サッシ屋さんに
サッシ調整してもらい
本来の気密性能を引き出します。

玄関土間の入隅が怪しい。
気密テープを貼りました。

この部分は木と木の
縦の取り合い。

突き詰めると木が痩せたとき
漏気する可能性があります。

梁と屋根の鋭角となる取り合い。
漏れやすいのでウレタンを注入。

最後は母屋と天井下地の取り合い。

経験上、この木と木の取り合いも
漏れやすく、気密処理をした方が
良い箇所です。

特に勾配天井は
この取り合いが出来やすい。

施行面積が多かったですが
人海戦術で丁寧に攻めました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…
C値 = 0.047cm2/m2 のウルトラ気密でした。

測定に立ち合いされた
お施主さま家族はとても喜び
詳細結果を確認されていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
8cm2。

 

昔では考えられない
隙間面積です。

良い気密を出すことも
大切ですが…

 

しっかりとした気密施工で
経年劣化に強い家づくりを
目指したいですね(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs