石川県金沢市松島で気密測定

おはようございます
健太郎です。

6月18日は 石川県金沢市松島で
㈱アソビエさまの現場の
気密測定を行いました。

掃き出し窓は2カ所。
それ以外の窓はすべて
すべり出し窓を採用。

 

採光はバッチリでした。

サッシはエクセルシャノンの
樹脂トリプルガラス。

あれ …
サッシ周りは気密処理
されてない?と思いきや

WURTHのシーリングテープが
施行されているとのこと。

このテープ、空気中の
水分に反応して
40ミリ以上厚みを増すそうです。

 

まぁ、窓枠にそんな
隙間がないので
みっちみちなるでしょうね。

断熱材は 屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。

壁はつらつらまで
吹かれてました。

この現場は基礎断熱の
仕様(床下が室内扱い)。

 

基礎にある隙間は
気密漏れに直結するので
念入りにチェック。

 

水抜きの穴や
基礎を貫く配管周りは
しっかり気密処理されていました。

さて、気になる
気密測定の結果は...。

C値 = 0.11cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

すでに 0.11cm2/m2の超高気密で
n値も 1.09 とレベルが高い。
限界か…。

そんな時でも当社は
C値改善(隙間埋め作業)を
行いますよ。

 

定番の玄関ドアの下端から
微量な漏気あり。
ウレタンで埋めました。

あと着手したのは
これまた定番ですが
柱と床の取り合いのホゾ穴。

漏気があるか
体感してもらうと…。

 

「きてます。きてます。」とのこと。

 

やっぱり、この取り合いは
気密処理した方が良いです。

1階、2階の取り合いを
写真のようにウレタンで気密処理。

この現場は 基礎断熱(床下は室内扱い)なので
漏気があるってことは
床下からではなく、壁からの伝い漏れ。

 

でも、ここを気密処理するのを
嫌がる大工さんも多い。
フローリングの施工で高さが出るから。

 

ウレタンが嫌ならコーキングや
気密テープをL字に貼っても
良いですよ。

 

さてさて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.083cm2/m2 の超超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定結果に監督さんは
「やり過ぎの気密ですね」と喜び
結果を撮影されていました。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は
18cm2 → 13cm2 と
5cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.09 → 1.00 と隙間風が入り難い
特性の最高値に改善。

玄関の漏気は少しだったので
大きくは この場所 ↑↑↑ による
改善結果と思われます。

 

皆さんもお試しあれ(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs