石川県能美市小長野町で気密測定

おはようございます
健太郎です。

7月21日は 石川県能美市小長野町で
トラスト住建㈱さまの現場の
気密測定を行いました。

南面の掃き出し窓から
明るい光が差し込んでいました。

2階は部屋の真ん中に
吹き抜けがある仕様でしょうか?

 

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周りは気密テープと
コーキングにより気密処理。

断熱材は屋根、壁、床ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

剛床のジョイント
柱の立ち上がりは
気密テープによる気密処理。

玄関周りの基礎と土台の取り合いは
気密パッキンを覆うように
気密テープが貼られていました。

さて、気になる
気密測定の結果は...。

C値 = 0.17cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

定番の玄関ドアの
下端から漏気あり。
コーキングを充填しました。

玄関ドア周りの気密処理が
されていませんでした。
コーキングで気密処理。

 

窓周りの気密処理は
かなりの確率でされていますが
玄関ドア周りは忘れられることが
多いです。

床から生えた電気配線。
コーキングで気密強化。

ユニットバス手前の
床と大引きの取り合い部分を
気密テープで気密処理。

剛床の気密処理が忘れられた
箇所を発見。

ここも定番になりますが
床と柱の取り合い部分。

ウレタンを充填して
気密処理。

 

ここの気密処理は
数値に表れることが多い。
コスパがいい?!

木材の取り合いに
隙間があるのがわかりますか?

気密に拘るなら
ここも攻めたい。

 

取り合いに気密テープを
貼っていきます。

黒い気密テープだと
施工場所が分かりやすい。

 

柱、間柱、窓台など
徹底的に貼りました。

ここまで来たら
部屋の入隅も攻めます。
ここも効果があります。

私も負けずにテープ貼り
まくりますよ~。

こんな感じで
どうでしょう。

写真の奥はウレタンが
吹かれた下屋部分です。

 

梁に気密処理した箇所は
隙間からの伝い漏れを
防ぐための処置。

外周部にも同様に気密処理。
返しを極力入れて
伝い漏れを防ぐ。

 

この時点で水をかぶった
ように汗まみれ。

 

さてさて、C値改善後の
結果はいかに...。

C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

監督さんと大工さんは
測定結果にとても喜び
撮影されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
25cm2 → 18cm2 と
7cm2 の隙間を埋めました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.29 → 1.07 と 隙間風が
入りにくい状態に大幅改善。

真夏に家を密閉して
気密処理するのはホントヤバい。

 

でも今回のように
大幅改善すると報われます。
でも皆さん、まだまだ暑いので
熱中症に注意しましょう(^^)/

気密測定

Posted by fok-rs