石川県金沢市田上本町で気密測定

おはようございます
健太郎です。

8月20日は 石川県金沢市田上本町で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

大工さんが外壁にフェノバボードを
貼られていました。
付加断熱の仕様のようです。

木製玄関戸はキムラ。
漏気が少ない扉で
ありますように。

リビングは開放的で
明るい。

2階に上がると柱、間柱、
筋違いが多い印象。
耐震性に力を入れているのを
感じます。

断熱材は 屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

天井下地から上の外周部は
梁が見えないどころか
もっこもこにウレタンが
吹かれていました。

 

気密性、断熱性ともに
かなり効果を発揮しそう。

床の剛床の取り合いは
気密テープで気密処理。

柱周りはコーキング。
化粧柱なので慎重に
気密処理されていました。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

 

サッシ本来の気密性能を
引き出すためにサッシ屋さんが
調整されています。

サッシ周りは気密テープと
コーキングにより気密処理。

玄関土間周りは
基礎と土台の取り合いを
気密テープで。

 

基礎とスタイロフォームの
取り合いは コーキングで気密処理。

気密測定器で減圧して
木製玄関ドアの気密性をチェック。

 

大きな漏れはないですが
少し漏気がある感じ。
ドアラッチを寄せて調整して
もらいました。

おっと、そー言えば
煙突のある家でしたね。

漏気がないか
監督さんがチェック。
大丈夫だったようです。

事前にヤバそうだなと
チェックしていたのが
お風呂まわり。

断熱材と基礎の取り合いから
かなり漏気がありました。

施工前に清掃し…

断熱材の取り合いから
漏気がなくなるまで
コーキングを入れました。

 

漏気量を確認しながら
施工できる。
これぞ気密測定の
醍醐味です(^^♪

あとは怪しい取り合い部分を
攻めていきます。

柱と天井下地の取り合いに
コーキングを充填。

 

特に勾配天井でウレタンを
カットしてある場合は
確認したいところです。

梁と柱の取り合いから
微細な漏気あり。
コーキングと気密テープで
押さえて処置。

さてさて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…
C値 = 0.049cm2/m2 の超々高気密でした。

測定に立ち合いされた
お施主さま家族は
とても喜ばれていました。

 

αA(家全体の隙間面積)= 7cm2。
n値(隙間特性値 範囲1~2)= 1.19。

 

両方ともかなり良い
気密スペックです。

室内側はアイシネンの
ウレタン吹付断熱。
外側はフェノバボードの
付加断熱仕様。

 

測定前の改善作業で
気密レベルが1段上がった感じ。

 

気密断熱ともにレベルが高いので
真冬でもあったかい家になりますね ♪

気密測定

Posted by fok-rs