福井県鯖江市丸山町で気密測定

稜です。

9月15日は福井県鯖江市丸山町で
㈱末広建設さまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

現場は基礎断熱で、
根太工法となっているようですね。
合板を貼っていない箇所が
ありましたので、
そこから基礎に吹き付けた
ウレタンが見えました。
丁寧に吹いてありますね。

サッシは三協アルミのアルジオ。
アルミ樹脂複合のサッシです。

チェックしていきます。
サッシ周りはテープで
気密処理してあります。

お風呂の配管基礎貫通部。
モルタルで隙間を丁寧に
埋めてありますね。

こちらの現場は、
ファース工法の住宅と
なっています。

小屋裏に設置した熱交換式換気扇と
エレメントボックスによる
ダブル熱交換によって、
外気を室温に近づけて取り込みます。
そこから先程のダクトを通じて
サイクルファンユニットで
床下に空気を送ります。
小屋裏にエアコンを設置することで
暖気や冷気を流すことも
出来るようですね。

 

送られてきた空気は、
床下の調湿性のシリカゲルで
湿気や臭気を吸収吸着し、
空気の浄化を行います。

そこから外壁側の断熱内側の空気層や
居室の給排気口を通り
天井へと昇ります。

 

こうして空気を循環させる事で、
室内の空気を清潔な状態に保ちつつ、
夏は涼しく、冬は暖かな
快適空間を作り出せる仕組みと
なっているようですね。

 

詳しく知りたい方は、
『ファース工法』で検索
してみてくださいね。

それでは測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.095cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

この結果に、
立ち合いされた監督さんは
満足されたご様子でした。

 

折角の快適空間であっても
気密が良くないと、
計画的に空気を回すことが
出来なくなってしまう
可能性がありますからね。

 

こんな素晴らしい気密であれば、
問題なく快適な室内環境が
構築できるでしょうね。

気密測定

Posted by fok-rs