石川県金沢市円光寺で気密測定

稜です。

10月3日は石川県金沢市円光寺で
㈱イングさまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りは、
コーキングで気密処理
されています。

現場は床断熱。
柱周りやホールダウン金物の
取り合いはウレタンで
気密処理してあります。

測定の前に、
C値改善作業(隙間埋め)
少しだけをします。
玄関下端の隅、
土台とパッキンの取り合い
から漏気がありました。

ウレタンで気密処理をします。
測定器で減圧をしてみれば、
隙間の有無がハッキリしますね。

お風呂のボード状断熱材の
取り合いにウレタンを
吹き付けて気密処理をします。
土台と基礎のパッキンなどから
伝って漏気してしまう
可能性があるので、
なるべく取り合いの気密処理を
しておきたいですね。

それでは測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.13cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

この結果に、
立ち合いされた大工さんは
納得しているご様子でした。

 

ウレタン吹き付け断熱の現場は
屋根のウレタンの厚みや、
丁寧な吹き付けか否かで
気密の取れ具合がかなり変わります。

 

勿論、大工さんの仕事も
気密を確保する上で大切です。
屋根や壁の処理がちゃんとしていても、
床や窓まわりなどの処理が甘いと
その分気密も悪くなってしまいます。
上記の測定結果を見れば、
ウレタンや大工さんの仕事が
しっかりしている事が分かりますね。

 

これからの寒い季節に負けない、
暖かく、快適なお家に
なることでしょうね。

気密測定

Posted by fok-rs