石川県河北郡内灘町で気密測定

おはようございます
健太郎です。

8月27日は 石川県河北郡内灘町で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

 

平屋に見えますが
2階建ての物件です。

大工さんが気密処理を
されてます。

 

リビングの上空には
足場(木製)が組まれており
大きな吹き抜けになる設計。

2階は筋交いや
柱がかなり多い印象。

1段下がっているエリアが
吹き抜けになる予定です。

断熱材は 屋根、壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
外壁にフェノバボード貼った
付加断熱の仕様です。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

 

このサッシは大開口スライディング。
引き違いサッシがゼロの現場です。

サッシ周りは気密テープに
よる気密処理。

 

テープが密着しており
エッジが出てます。

サッシ屋さんがサッシの本来の
気密性を引き出すために
調整しています。

気密測定器で減圧して
漏気チェック。

 

玄関ドアは意外に
漏気が多い箇所。

 

ドアラッチや建付け調整で
密閉性を上げてもらいました。

ここは床断熱の仕様(床下が外扱い)。
剛床の取り合いや…

柱周りは気密テープで
気密処理。

大工さんが柱と間柱の
取り合いを気密処理されてます。

部屋の入隅も攻めてます。
入隅は どの断熱材であっても
漏気しやすい箇所なので おススメです。

テープを施工した後
ヘラを使って圧着させてます。

 

ひと手間ですが経年劣化に
強い家作りの一環だと感じます。

2階の吹き抜けあたりを
攻めたあとは …

2階の床を気密テープで
気密処理。

 

通常 2階の床の気密処理は
あまりしませんが
床下が外扱いである場合は
施行した方がよいです。

 

ちなみにここは床下が
玄関ポーチになった設計でした。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…
C値 = 0.037cm2/m2 の超々高気密でした。

立ち合いされたお施主さま
とても喜ばれていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
6cm2(2×3cm)。

昔は吹き抜けが大きいと
寒くなりがち(真冬)でしたが…

 

ここは気密がめちゃ良いことをはじめ
付加断熱仕様で あること。

 

また、引き違いサッシがゼロで
あることから 暖かくなること
間違いなさそうです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs