石川県野々市市長池で気密測定

稜です。

10月18日は石川県野々市市長池で
でざいん こまさまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱
となっています。

サッシはリクシルのEW。
樹脂トリプルガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りは、
コーキングで気密処理
されていますね。

間仕切りの下の方に、
モコモコとウレタンが。
現場は床断熱で、
床下にウレタンを吹き付けて
気密を確保しています。

お風呂周りです。
ここの取り合いの処理が
難しいらしく、
でざいん こまさまの社長が
怪しい箇所を気密処理
されています。

こちらは点検口。
上から板を乗せて、
取り合いをテープで目張り
してくださっています。

しかし、よく見てみると
剛床と剛床の間に隙間が。
これでは折角テープで
目張りしていても、
この溝から漏気してしまいます。

この溝をウレタンで埋めます。
これで安心ですね。

それでは測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.22cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
床を貫通している配線や配管
の周りに隙間が出来ていますね。

隙間をウレタンで
埋めてしまいます。
狭い箇所はウレタンが入りにくく、
隙間が出来てしまう事があるので
気を付けたいですね。

入隅の下端から漏気が
あったようですね。

こちらはテープを貼って
気密処理しました。

同じくこちらも入隅。
木と木の取り合いは、
本当に漏気を起こしやすい
箇所ですので要チェック。
L字の箇所にテープを
ピッチリ綺麗に貼るのは
かな~り大変で難しいんですよね。

お風呂近くの柱周り。
この隙間から漏気してます。

おそらくお風呂の取り合いが
難しいこともあって、
どこかから伝い漏れを
起こしていたのだと思います。
ウレタンでしっかりと
隙間を埋めました。

 

それでは再度測定を始めます。
結果は…

C値=0.14cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
18cm2 → 12cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.51 → 1.24
となっています。

この結果に、
立ち合いされた社長は
納得されたご様子でした。

 

αA (家全体の隙間面積)が
6cm2 改善していますね。
とっても良い気密。

外で社長が基礎を貫通している
配管の隙間をコーキングで
埋めていました。
これはシロアリ対策のようですね。

 

家の寿命を長くするためには
シロアリ対策は勿論大切ですが、
気密も同じぐらい大切です。
(計画的な換気や結露など…)

 

家を建てて住まうとなれば、
安心できる快適な
お家が良いですよね。

気密測定

Posted by fok-rs