福井県大野市庄林で気密測定

稜です。

11月5日は福井県大野市庄林で
㈱モジュールホームさまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理
してありますね。

一階の天井外周部。
胴差しと梁、二階の床との
取り合いにウレタンが
吹き付けられています。
伝い漏れを引き起こしやすい
箇所ですので、
素晴らしい処理だと思います。

お風呂の配管基礎貫通部。
配管が何本も束なっている
箇所はとても隙間が出来やすく、
注意が必要です。
念押しでウレタンを
吹き付けましたので、
バッチリ埋まっていますね。

おっと…。
電気の配線貫通部が
穴が空いたままの状態に
なってしまってますね。

これはいけないと、
ウレタンを吹き付けて
貫通部とその周りを
埋めました。
電気屋さんのタイミングも
ありますが、
穴を開けた箇所は処理して
おいて欲しいものですね。

それでは測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.072cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
玄関ドアの下端、
隅の部分に隙間が出来て、
光が見えていますね。

ウレタンを吹き付けて、
気密処理をしました。
後の工程で埋まる箇所ですが、
現時点での正確な気密を
測定するためにも、
ちゃんと埋めておきます。

む…。
配線貫通部の処理忘れ、
まだありましたね。
見落としていたようです。

ウレタンでしっかりと
隙間を埋めました。

 

二か所のみではありますが、
どちらもそれなりに大きい隙間
でしたので改善しているはず…。

 

再度測定を始めます。
結果は…

C値=0.052cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
11cm2 → 8cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.27 → 1.11
となっています。

この結果に、
立ち合いされたお施主様は
満足されたご様子でした。

 

改善処理前の時点でも
とても良い気密でしたが、
さらに良くなっていますね。
素晴らしいです。

現場の足場から撮った写真です。
とても良い景色でビックリ。
雄大な山々に囲まれた
自然豊かな場所。
雪が積もって冷えることも
あるかと思いますが、
気密が良く、暖かいお家であれば
とても快適な暮らしとなるでしょうね。

気密測定

Posted by fok-rs