石川県金沢市野田で気密測定 2022/11/08

稜です。

11月8日は石川県金沢市野田で
クラード建築設計事務所さまの
現場の気密測定を行いました。

中に上がります。

現場はパネル工法。
壁の断熱材は、
ネオマフォームと
なっています。

屋根の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

サッシはリクシルのEW。
樹脂トリプルガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りは、
テープで気密処理してあります。

配線の貫通部は
コーキングで気密処理
されていますね。

一階の天井外周部。
胴差しと梁、二階の床との
取り合いがコーキングで
気密処理されていますね。
伝い漏れの対策として
効果的な処理ですね。

梁や桁の取り合いなども、
コーキングで気密処理
してありますね。
丁寧な処理ですね。

ホールダウン金具が、
ウレタンで覆われていますね。
気密処理としては勿論、
熱橋の対策にもなりますので
素晴らしい処理だと思います。

現場の基礎内を覗いてみると、
お掃除ロボットが。
どうやら基礎内に落ちた
木くずや塵をコレを使って
定期的に掃除しているようですね。
どれどれ、
ゴミは取れているのかな…

おお!
少し見づらいかと思いますが、
結構なゴミが集まっています。
途中で電池切れを起こすと
探すのが大変そうではありますね。
しかし、
基礎高が低い現場であれば
潜って掃除するのも大変ですし、
便利なのかもしれません。

測定の前に、
少しだけC値改善作業
(隙間埋め)をします。
お風呂の配管貫通部。
室内側で既に気密処理
してありましたが、
念には念をと
外側からもウレタンで
気密処理をしました。

梁のスリット部分に
ウレタンを吹き付けて
気密処理をしています。
梁が気密ラインにかかっている
ような状態であれば、
伝い漏れなどを引き起こす
可能性がありますので、
これは適格な処理ですね。

サッシ周りの間柱やまぐさの
取り合いをコーキングで
気密処理しています。
こちらも伝い漏れしやすい
箇所ですので気を付けたいところ。

それでは測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.060cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

この結果に、
立ち合いされた社長は
満足されたご様子でした。

 

とても素晴らしい気密。
細かな所まで気密処理をした
成果が出ていますね。
これからの季節でも快適な
暖かいお家になると良いですね。

気密測定

Posted by fok-rs