石川県金沢市不動寺町で気密測定

稜です。

11月22日は石川県金沢市不動寺町で
トラスト住建㈱さまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

壁・屋根の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りは、
コーキングで気密処理
されています。

現場は床断熱。
床のジョイントが
テープで気密処理
してありますね。

柱周りまでしっかりと
丁寧に処理されています。

配線配管の床貫通部。
貫通部の周りをコーキングで
気密処理してあります。

玄関土間の土台と基礎の
パッキンの気密処理。
テープがピチッと
貼られていますね。

お風呂は丁寧に
モコモコとウレタンが
吹き付けられています。
ここまで念入りな吹き付けなら
配管貫通部からの漏気は
全く心配いりませんね。

二階の床と胴差し、
梁との取り合い部分。
外周部は何かと伝い漏れを
起こしやすいので要注意ですが、
ウレタンを吹き付けて
気密処理されていますね。

それでは測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.10cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
玄関ドア横の配線貫通部。
気密処理されておらず、
漏気している状態です。

ウレタンを吹き付けて、
気密処理していただきました。
意外と忘れやすい箇所ですので、
中間気密測定の際には
要チェックなポイントです。

火打ち梁の上端部分。
少し隙間が出来ている
ようですね。

目立った漏気があるわけでは
ありませんでしたが、
ウレタンで気密処理を
しておきます。
断熱的にもプラスに
働きますからね。

間柱と床との取り合い。
遠目で見ると問題なさそう
ですが、
近づいて確認すると、
わずかに隙間があり
そこから漏気していました。

テープを貼って気密処理
をしました。
こんなわずかな隙間でも
分かりやすくスゥーと
漏気していたので、
油断できませんね。

 

それでは再度測定を始めます。
結果は…

C値=0.089cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
13cm2 → 11cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.16 → 1.13
となっています。

この結果に、
立会いされた監督さんは
満足されたご様子でした。

 

トラスト住建㈱さまの
最高記録を更新して
0.1cm2/m2以下の
とても素晴らしい気密。

 

これからも良い気密を
出すために助力させて
頂きたいと思います。

気密測定

Posted by fok-rs