福井県福井市渡町で気密測定 2023/02/04
稜です。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420820072004-thumbnail2.jpg)
2月4日は福井県福井市渡町で
㈱モジュールホームさまの現場の
気密測定を行いました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420820162022-thumbnail2.jpg)
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中に上がります。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420820122031-thumbnail2.jpg)
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屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420820122007-thumbnail2.jpg)
サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420820242000-thumbnail2.jpg)
チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理
されています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420820242010-thumbnail2.jpg)
二階床の合板と胴差しと梁
の取り合い部分です。
ウレタンが吹きつけられていますね。
気密は勿論、断熱的にも
プラスに働いてくれます。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-04201220582035-thumbnail2.jpg)
木と木のジョイントに
テープが貼ってありますね。
木と木の間に出来た隙間から
漏気を起こすケースは
割とありますので、
気になる箇所だけでも
こんな風に気密処理してみると
意外と気密が良くなると思います。
入隅部分とかも漏れやすいです。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420820402021-thumbnail2.jpg)
現場は基礎断熱。
基礎を貫通している配管などの
周りは気密処理する必要があります。
バッチリ処理されていますね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420820282018-thumbnail2.jpg)
おっと、こちらは…。
裏側を確認しましたが、
気密処理されていない様子。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420920022036-thumbnail2.jpg)
隙間にウレタンを詰めて
気密処理をしました。
ちなみに上の画像の通り
当日は雨で配管が濡れていた為、
テープでの目張りが難しい状態。
そんな時には中に風船を入れて
目張りの代用をしたりしています。
ビッチリと隙間が埋まるので
意外と使い勝手は良いのですが、
割れてしまった際に配管の
奥に飛んでいかないように
対策をする必要がありますので
真似してみたい方はご注意下さい。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420920152044-thumbnail2.jpg)
玄関ドアの下端。
ウレタンで気密処理して
あるようですが、
どうやら少し隙間が出来て
しまっているようです。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420920152059-thumbnail2.jpg)
隙間が残らないように
チョビチョビとウレタンを
吹きつけます。
玄関周りは特に漏気を
起こしやすいので、
要注意ポイントです。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420920182020-thumbnail2.jpg)
それでは測定を始めます。
気になる結果は…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-04201020092016-thumbnail2.jpg)
C値=0.098cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-0420920212044-thumbnail2.jpg)
既にとても良い気密ですが、
ここから更にC値改善作業
(隙間埋め)をします。
先ほど玄関土間周りを
チェックしましたが、
今度は勝手口の下端から
漏気していたようです。
こちらもウレタンで
気密処理をします。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-04201020092052-thumbnail2.jpg)
一階の下屋部分です。
え?こんな所から漏気する
わけないでしょ。と、
思う方もいると思います。
実はこのラインが
下屋部分の断熱(気密)層の
最高地点より上に存在する場合、
理論的にこのラインは
外気に接する事となります。
今回は少し漏気がありましたので
ウレタンで気密処理をしました。
ウレタン吹き付けの現場では、
基本屋根断熱な上に厚みがある分
漏気を起こしにくいですが、
パネルや気密シート張りなどの
天井断熱の場合は、
かなり漏気しやすいと思うので
気を付けたい所ですね。
それでは再度測定を始めます。
結果は…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-04201120142016-thumbnail2.jpg)
C値=0.084cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
21cm2 → 18cm2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.40 → 1.29
となっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/03/E58699E79C9F202023-02-04201120152052-thumbnail2.jpg)
この結果に、
立ち合いされたお施主さまは
満足されたご様子でした。
当日も雪が降り積もった
寒い日でしたが、
密閉された室内に入ると
やっぱり断熱効いてるなぁ…
と実感します。
ここから完成する頃には
更に快適で暖かい空間と
なっていることでしょうね。