石川県白山市で気密測定 2023/01/19

おはようございます
健太郎です。

1月19日は 石川県白山市で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

外壁にフェノバボードが

貼られていました。

付加断熱の仕様です。

現場は勾配天井で天井高の仕様。

掃き出し窓から日差しが

差し込む明るい室内。

平屋に見えましたが

どうやらロフトがある模様。

ロフトはかなり広い。

完成時はここからリビングを

見下ろすことが出来そう。

サッシはYKKのAPW430。

樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープで

気密処理。

 

よく見ると入隅など

テープが浮きそうな箇所に

コーキングが入っていました。

断熱材は 屋根・壁ともに

アイシネンのウレタン吹付断熱。

 

右に伸びる木材は天井下地。

その上には 雪崩のように

ウレタンが吹かれています。

もの凄い ウレタンの量です。

サッシの上の柱や間柱には

気密テープが規則正しく

貼られていました。

床と柱の取り合いには

ウレタンが入っています。

 

大工さんの「漏気させないぞ」と

いう気持ちが伝わってきます。

剛床のジョイント、

柱の立ち上がりは

気密テープで気密処理。

 

テープが密着してるので

エッジがくっきり出てますね。

こちらは玄関土間周り。

基礎と断熱材の取り合いはブチルテープ。

土台と柱、剛床の取り合いは

気密テープで気密処理。

それでは測定前のチェックをしていきます。

サッシ屋さんがサッシ調整

されています。

こちらは玄関ドアの当たりを

よくするためにラッチ部分を調整。

 

やはり、サッシ&玄関ドアは

しっかり調整してはじめて

パフォーマンスを発揮します。

気密測定器で減圧して漏気チェック。

大工さんがお風呂まわりを確認中。

部屋の入隅に気密テープを

貼られてます。

ここは効きますので

マジでオススメっす。

屋根まわりのウレタンをチェック。

難しい取り合いから漏れることが

あるあるなので しっかり見ます。

CD管の引き込みした周りが

怪しかったのでウレタンを注入。

梁のホゾ穴にもウレタンを注入。

結露防止&伝い漏れ防止です。

それでは測定します。

気になる気密測定の

結果はいかに ...。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
 
正確には…
C値 = 0.036cm2/m2 の超々高気密でした。

測定結果に立ち合いされた

お施主さまはとても喜ばれていました。

 

αA(家全体の隙間面積)が

5cm2(2×2.5cm)。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)が

1.02 とほぼ最高値(隙間風が超入り難い)。

掃き出し窓が2枚あって

5cm2はすごいです。

 

付加断熱+ウレタン増し増しで

メチャクチャ暖かい家になりそうです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs