石川県金沢市で気密測定(完成) 2023/03/17
おはようございます
健太郎です。
3月17日は 石川県金沢市で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定(完成)を行いました。
外壁は 塗り壁。
玄関の照明が
動きがあるデザイン。
1階の一室。
ランプシェードからすると
玄関の照明と同じメーカーでしょうか。
シンプルで懐かしいデザイン。
壁は塗り壁で
ルナしっくい。
ホタテの貝殻から作られたもの。
多孔質で調湿性が期待できます。
階段を上ると ...
2階リビングであることに
気づきました。
窓から見えるのは
桜が植えられた公園。
奥には緑の山並み。
リビングに居ながら
花見が楽しみそうな風景。
キッチンにはガスコンロ。
最近、ガスコンロが増えている
気がします。
食洗器は ガゲナウ。
正面のパネルが
とてもシンプルで素敵。
フルオープンでき
食器が入れやすそう。
圧倒的な大容量。
換気システムは第一種(熱交換)の
スティーベル製 ツイン・エアー LT-50EcoFlat。
シンプルなデザインで人気があります。
それでは測定します。
気になる完成気密の結果は ...。
C値 = 0.097cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
完成気密だけどC値改善するのが
セブンワークスさま。
七山社長が床下点検口の
バンドを締め直し。
玄関ドアはYKKの
イノベストD50。
このドア、パッキンの当たりが
ホント気難しい。
左上のパッキンが凹んでいるのが
わかりますか?
こんな部分から漏気します。
右下のパッキンも同様でした。
これはクセなので手ですこし
起こしてやればある程度改善します。
気密は良いが
n値(隙間特性値)= 1.40 と
少し隙間風が入るかもと測定器が
言ってます。
この現場のサッシは
全てすべり出し窓。
気密に有利な漏気しにくい窓ですが
気密測定器で減圧して確認すると
漏気量がけっこう多い。
七山社長に調整してもらいます。
先入観ですべり出し窓は
漏気しないと思ったらアカンですね。
特に大きなすべり出し窓の
漏気量は多いものでした。
結局、すべての窓を時間を掛けて
調整しました。
せっかく高性能な樹脂トリプルサッシでも
漏気していたら意味がありません。
性能を引き出すために調整は必要ですね。
それでは再測定します。
気になるC値改善後の測定結果は ...。
C値 = 0.073cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定結果に 「サッシ調整でだいぶ改善出来て良かった」と
七山社長は喜ばれてました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
12cm2 → 9cm2 と
3cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.40 → 1.16 と大幅に改善。
この数値は 1に近いほど隙間風が
入り難いことを意味します。
測定が終わったころには
少し暗くなっていましたが
C値が改善して良かった。
そもそも、0.097cm2/m2と
良い気密から 3センチも改善したことは
なかなかレアなことですよ(^^♪