石川県白山市で気密測定 2023/04/05
おはようございます
健太郎です。
4月5日は 石川県白山市で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
1階は土間仕様。
どうやら店舗兼住宅の模様。
2階は住居エリア。
こあがりの和室でしょうか。
大工さんが作っている最中。
2階は一部
勾配天井の仕様。
断熱材は天井がサーモウール(羊毛)。
壁の断熱材はパワーマックス。
それらの断熱材を
タイベックスマート(気密シート)に
充填して気密処理。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシまわりは気密テープに
より気密処理。
それでは測定します。
気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.57cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.6cm2/m2。
それでは C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
定番の玄関ドアの
下端から漏気あり。
ウレタンを充填し
漏気を止めました。
ここは玄関框の下端。
気密パッキンのジョイント部から漏気あり。
漏気が止まるまでウレタンを充填。
勝手口の下端、基礎と土台の
取り合いから 漏気あり。
おっと、手前に空いた穴は
水抜きの穴か?
ウレタンを充填。
そういえば …
今回は店舗側が土間仕様の
基礎断熱仕様。(床下が室内扱い)
基礎の貫き穴が気密漏れに直結します。
CD管の引き込み穴まわりに
ウレタンを充填。
他には 給水配管のまわりや …
水抜き穴をウレタンで
埋めました。
土間エリアに1段下がった部分があり
店舗用の給水が集めていました。
そこのキワから漏気あり。
2階のリビング側に移動。
レンジフードのダクト周りを
ウレタンで気密強化。
エアコン配管用の
スリーブ周りも同様に
ウレタンで気密強化。
ここは洗面室でしょうか。
給湯給水配管まわりにも
ウレタンを充填。
最後は間仕切り壁の取り合い。
間仕切りの隙間から
微細な漏気がありました。
ここにウレタンをたっぷり充填。
さてさて、C値改善後の
測定結果はいかに ...。
C値 = 0.30cm2/m2 の超高気密でした。
4月から入社された監督さん。
測定結果にほっとされた様子。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
68cm2 → 36cm2 と
32cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.65 → 1.30 と大きく改善。
隙間風が入り難くなりました。
今回は1階が店舗で
基礎断熱仕様であることから
このタイミングで
基礎を貫く穴の気密処理が必要でした。
それにしても、0.6 → 0.3cm2/m2 と
C値が大幅(32cm2)に改善出来て
私も ほっとしました(^^♪