能登半島地震2 妻のつぶやき
1月3日、
弟が「水が出ないから洗濯と風呂に入れて」
と、大量の洗濯物を持って来ました。
帰省していた息子を金沢駅まで送り
その足で我が家にきたのです。
「水がない」と言っていたので
4日の日に店を廻って水を買い持って行きました。
金沢近辺の店でさえ、
水は1世帯に1箱か2箱の制限販売となっていて、
沢山持って行きたい私は、5軒も廻りました。
里山海道は『上棚』で下ろされますが、
降りてすぐに信号があるので
渋滞が起こっていました。
道路は実家のある志賀町富来に近づくにつれ
50㎝も隆起していたり、ひび割れていたりと、
注意して運転しないと挟まってしまいます。
夜に避難所に行くのに運転していて、
タイヤのホイルごと壊れた人もいたそうです。
住宅もかなり被害を受けていて、
倒壊している家が何件も何件もありました。
実家の地頭町から姉の旦那の大福寺まで
車で走っただけなのですが、
深刻な被害を受けている家がいっぱい見られました。
車庫がつぶれて
車が出せなくなっている家が何軒もありました。
ブロック塀の倒壊は
あちこちで起こっています。
弟が『甚大な被害!』と言っていましたが、
さすがにここまでとは思ってなく、
見ると聞くとでは大違いです。
お見舞いに伺った人たちは
全員元気だったので安心したのですが、
これから先どうなるのかと
我がことのように心配です。
6日の中日新聞で
志賀町の倒壊家屋の件数が23棟とありますが、
『倒壊』の基準が厳しいのか、
私が見ただけでもそれ以上ありました。
今こそ、国と自治体が頑張って、
早急に復旧して欲しいものです。
先ずは『水』です!!