石川県金沢市で気密測定 2024/03/16
おはようございます
健太郎です。
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3月16日は 石川県金沢市で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました。
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面材はダイライト。
ダイライトのジョイントは
気密テープで気密処理。
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この現場の断熱材は 屋根・壁ともに
セルロースファイバー。
断熱材 充填前の測定になります。
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のちに外壁側に
EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)を
貼る付加断熱仕様。
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剛床のジョイント、柱周りは
ユラソール(気密テープ)で
気密処理されていました。
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サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0935-640x480.jpg)
サッシ周りは気密テープに
より気密処理。
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![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0944-640x480.jpg)
玄関土間まわりは
基礎と土台の間の基礎パッキン、
土間の断熱を覆うように
ユラソールで気密処理。
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お風呂の下は基礎断熱仕様。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0951-640x480.jpg)
断熱材の取り合いは ユラソールで
配管周りは ウレタンで気密処理。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0941-640x480.jpg)
それでは測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
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C値 = 0.11cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0958-640x386.jpg)
C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
面材から気密処理されていない
配線が出ていました。
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七山社長がウレタンを
充填して気密処理。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0956-640x450.jpg)
玄関ドアの下端から
漏気を感じる。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0960-640x446.jpg)
ドア枠の隙間にウレタンを充填。
さらにその上からユラソールを
貼りました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0963-640x427.jpg)
排水管と給水が隣接。
その隙間から漏気あり。
ウレタンを充填しました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0968-640x426.jpg)
土台を貫通した電気配線から
漏気を感じる。
ウレタンで気密処理されていましたが
甘かったのでしょうか。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0962-1-640x450.jpg)
違う箇所の電気配線からも
同様に漏気を感じる。
これは気密測定器で減圧して
確認しないとわからないレベル。
漏気が止まるまでウレタンを
丁寧に充填しました。
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ここは2階の一角。
大工さんが面材と床の
取り合いにウレタンを充填。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0967-1-640x447.jpg)
実はこの場所は玄関ポーチの
上に当たる部分。
この真下は外になります。
このパターンは伝い漏れし易いです。
怪しい取り合いにウレタンを
たっぷり充填して気密処理。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0970-640x432.jpg)
入隅の筋交いと土台の
取り合いにウレタンを充填。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0971-640x480.jpg)
この部分は 柱が連なるパターン。
密着していても取り合いから
伝い漏れし易い。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0973-640x480.jpg)
柱の取り合いに …
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0976-640x473.jpg)
ユラソールを貼ってもらいました。
これで木材が少し痩せても安心です。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0974-640x462.jpg)
最後は七山社長が発見した箇所。
気密処理が忘れられた 床の配線穴。
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丁寧にはウレタンを
充填しました。
それでは再測定します。
気になるC値改善の結果は ...。
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C値 = 0.079cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/03/IMG_0978-640x469.jpg)
測定に立ち合いされたお施主さまは
とても喜ばれていました。
今回の C値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
16cm2 → 11cm2 と
5cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.16 → 1.00と隙間風が
入り難い特性に大幅改善。
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n値は 1に近いほど 隙間風が
入り難いと言われています。
その値が 1.00と最高値。
実は お施主様より七山社長が
n値=1.00に喜ばれていたのは
内緒です(^^♪