富山県砺波市で気密測定 2024/05/13

おはようございます
健太郎です。

5月13日は 富山県砺波市で
㈱セブンワークスさまの現場の
気密測定を行いました。

現場に入ると どーんと外貼り用の

断熱材(EPS)が鎮座してました。

ここは2階。

筋交いがめちゃ入っています。

 

断熱材は 屋根・壁ともに
セルロースファイバー。
断熱材 充填前の測定になります。

防水シートに隠れて見えませんが …

耐力面材は ダイライト。

面材のジョイント(外側)は

気密テープを貼った気密処理。

 

外壁側に先ほどの
EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)を
貼る付加断熱仕様。

剛床のジョイント、柱の立ち上がりは
ユラソール(気密テープ)で
気密処理されていました。

サッシは YKKの APW430。

樹脂トリプルガラス。

 

掃き出し窓以外はドレーキップ窓

(内開き窓)が取り付けられていました。

サッシ周りは 気密テープにより

気密処理。

玄関土間まわりは ユラソールに

より気密処理。

剛床と土台の取り合い、

土台と基礎の取り合い、

基礎と断熱材の取り合いを

ユラソールで気密処理。

ユニットバス下は基礎断熱仕様。

断熱材の取り合いと

土台と断熱材の取り合いは

ユラソールで気密処理。

それでは 測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.10cm2/m2 の超高気密でした。

C値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

 

玄関ドア下の基礎と土台に

取り合いから漏気あり。

ウレタンをタップリと充填。

ピンホールのような漏気が

止まらなかったので …

ウレタンが固まってから

上から気密テープを貼って

漏気を止めしました。

おっと、玄関ドア周りの

気密処理が忘れられていました。

 

七山社長と大工さんで

取り合いに気密テープを貼りました。

これはお風呂の排水管まわり。

配管の下に隙間があって

漏気してました。

隙間にウレタンを

充填して漏気を止めました。

ホールダウン金物周りは

結露防止でウレタンが吹かれてます。

根元から漏気があったので

ウレタンを充填しました。

スリーブ(筒)の左側面に

光が見えますか?

こちらのスリーブは

右側面に光が見えます。

ウレタンを充填して

隙間を埋めました。

筋交い周りから

漏気を感じる。

ホールダウン金物が奥にあるので

伝い漏れかもしれません。

隙間にたっぷりウレタンを入れました。

最後は構造用合板の取り合い。

床の気密処理をしてから

合板を取り付けていますが

念のため柱と合板の取り合いを攻めることに。

電線を避けつつ

表と裏を攻めていきます。

3箇所ほどあるので

なかなかの作業量です。

 

それでは再測定します。

気になるC値改善後の結果は ...。

C値 = 0.073cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち会いされたお施主さまは

結果に喜び、詳細結果を眺めていました。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

12cm2 → 8cm2 と

4cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.28 → 1.04 と隙間風が入り難い

特性に大きく改善。

そもそも、0.1フラットとかなり良い

気密から 4cm2 の改善。

 

改善した箇所がしっかりマッチし

数値に反映されたのだと思います。

完成気密が楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs