石川県かほく市で気密測定 2024/07/03

おはようございます
健太郎です。

7月3日は 石川県かほく市で
㈱サンリーハウスさまの現場の
気密測定を行いました。

断熱材は 天井・壁・床
共にネオマフォーム。
パネル工法の現場です。

柱間に施工されたパネル。

外側から柱とパネルの取り合いに

気密テープを施工。

うっすら気密テープが貼って

あるのが見えますね。

天井の断熱材の取り合いは

コーキングで気密処理。

梁周りや金物周りにも

コーキングが入っていました。

剛床の取り合いは

気密テープで気密処理。

柱周りにはコーキング。

サッシは YKKの APW330。

樹脂ペアガラス。

サッシ周りは コーキングが

入れてありました。

コーキングはしっかり押さえ

てありますね。

ユニットバス周りの断熱の

取り合いは ウレタンと

コーキングにより気密処理。

コーキングの幅が 2cm以上あり

ここもしっかり押さえられています。

やっぱ コーキングは押さえてなんぼです。

それでは測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.19cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

C値改善(隙間埋め作業)を

開始します。

 

まずはユニットバスまわり。

配管と配管の隙間から漏気あり。

隙間にコーキングを

たっぷり充填して

漏気を止めました。

おっと! 基礎部分に小さな

水抜き穴があって漏気していました。

コーキングを入れて埋めました。

下屋の立ち上がりをチェック。

すこし漏気を感じる。

面材のジョイントに

気密テープを貼りました。

この写真はパネルと

柱の隙間を撮ったモノ。

 

外壁側に気密テープが

貼られていますので

外気がスースーではありません。

 

ただし、室内を気密測定器で

負圧にすると 外から空気が

入ろう入ろうとする力が働きます。

迷路みたいな隙間の道を突破するのです。

 

と言う訳で …

パネルと柱の取り合いに

気密テープを貼ることに。

クリアランスが広めな

箇所から攻めていきました。

これは 窓まぐさの隙間。

こんなところからも

微量な漏気があります。

兎に角、光の見える箇所に

気密テープを貼りました。

6人で約1時間半くらい

攻めたでしょうか。

 

7月上旬のことでしたが

目貼りした密閉空間の作業なので

汗がホントやばいです。

 

それでは再測定します。

気になるC値改善後の結果は …。

C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定結果に汗だくで頑張った

監督さんは ほっとされていました。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

24cm2 → 18cm2 と

6cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.51 → 1.28 と隙間風が入り難い

特性に大きく改善。

パネル工法で 気密が出ないと

お困りの方々。室内側のパネルの

取り合いにも気密テープを貼ってみませんか。

きっと大きく改善すると思われます(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs