石川県白山市で気密測定 2024/08/30

おはようございます
健太郎です。

8月30日は 石川県白山市で
㈱D-COLORSさまの現場の
気密測定を行いました。

パネル工法の現場です。

天井・壁・床の断熱材は
ネオマフォーム。

リビングは 天井高で

ロフトがある設計。

室内側は 柱とパネルの
取り合いに気密テープ。

外壁側のパネルと柱の取り合いも

気密テープで気密処理。

玄関ポーチの上に少し

テープが見えますね。

室内側のパネルの下端には

コーキングが入っていました。

天井の断熱材の取り合いも

コーキングで気密処理。

梁の取り合いにもしっかり

コーキングが入っています。

サッシは YKKのAPW330。

樹脂ペアガラス。

サッシ周りもコーキング。

剛床の取り合いは

気密テープ。

柱周りにはコーキング。

柱周りの気密処理をしてから

筋交いを入れた手順。

 

逆だと筋交いの陰に隠れた

部分が気密処理できないので。

掃き出し窓の下は

長い長い 土間仕様。

土台と基礎の取り合いは

気密テープ。

基礎と断熱材の取り合いは

隙間にウレタンを充填してから

気密テープを貼った処置。

入隅にはコーキングが入っています。

測定前に 気密測定器で

減圧してチェックします。

玄関ドアの下端から

若干の漏気あり。

ウレタンを充填しました。

土台の取り合いが気になる。

気密テープを貼りました。

梁と梁の取り合いに

気密テープが貼られていましたが

ボルトの穴が気になる。

ウレタンを充填して

伝い漏れを防止。

最後はサッシ調整です。

この現場は 掃き出し窓が2枚。

中連の引き違い窓が 3枚もあります。

引き違い窓は使い勝手が良いですが

すべり出し窓と比べると気密は不利。

 

それでもサッシ調整して

サッシのパフォーマンスを

引き出すとC値に反映されます。

 

大工さんが窓の縦りを

調整してくださいました

それでは測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち会いされた

お施主さまはとても喜ばれていました。

 

αA = 16cm2。(4×4cm)

n値 = 1.39。

 

n値が 少し大きいのは

引き違いサッシが多かったからと

考えます。

大工さんがとことん拘って

細部まで気密処理をした

すばらしい平屋の家でした。

気密測定

Posted by fok-rs