石川県白山市で気密測定 2024/08/28

おはようございます
健太郎です。

8月28日は 石川県白山市で
㈱イングさまの現場の
気密測定を行いました。

秋を予感させる青空。

屋根・壁の断熱は
ウレタン吹き付け断熱。

床の断熱材はネオマフォーム。

気密は大引きのラインで取ってあり

気密テープにより気密処理。

サッシは YKKの APW430。

樹脂トリプルガラス。

サッシ周りはコーキングと

気密テープにより気密処理。

そう言えば、柱、間柱、梁の

取り合いに気密テープが大量に。

 

木材同士の隙間から

伝い漏れを防ぐ処理。

玄関土間は 大きく

取ってある設計。

気密パッキンと土台の取り合い。

土台と柱、間柱の取り合いを

気密テープで気密処理。

玄関ドアは YKKのコンコード。

気密性の良い片引き戸で

ありますように。

それでは 測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

C値 = 0.21cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

う~ん 玄関片引き戸からの

漏気が多いためかn値が …。

それでは C値改善(隙間埋め作業)を始めます。

玄関ドア枠の根元から

かなりの漏気を発見。

 

養生してウレタンを

たっぷり充填してから …

上から気密テープを貼りました。

漏気がしっかり止まりましたよ。

監督さんが 玄関の框に

手を当てて漏気チェック。

ここも漏気が多い模様。

大工さんに取り合いを

気密テープで攻めてもらいました。

2階の引き違いサッシから

の漏気量が多い。

 

監督さんにサッシ調整を

してもらいました。

ここは2階の壁と床の取り合い。

柱、間柱の切り欠きに気密テープ。

1階からも気密テープを

貼って攻められてます。

その取り合いに気密テープが

貼ってない箇所を何カ所か発見。

やはり、漏気がありますね。

ウレタンを充填して

漏気を止めました。

大工さんがサッシの入隅に

気密テープが貼られていない

箇所を攻めてます。

高性能サッシを採用しているのに

周りから漏気していたら

もったいないですよね。

 

できればサッシ周りまで

気密処理できるとよいかと。

 

それでは、再測定します。

気になるC値改善後の結果は ...。

C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。

 

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定結果を監督さんはとても喜び

結果を撮影していました。

 

今回のC値改善により

αA(家全体の隙間面積)は

34cm2 → 20cm2 と

14cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は

1.76 → 1.25 と隙間風が入り難い

特性に大きく改善。

実は玄関片引き戸を目貼りして

測ったところ 、C値は 0.081cm2/m2。

残念ながら本ドアの目貼りは

参考値になります。

 

目貼りしなくても 片引き戸採用で

0.12cm2/m2は 途轍もなく良い気密。

大工さんの丁寧な気密処理が

効いた現場でした(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs