福井県鯖江市平井町で気密測定 2024/09/27
おはようございます
健太郎です。
9月27日は 福井県永平寺町で
日の丸工務店(同)さまの現場の
気密測定を行いました。
パネル工法の現場です。
壁の断熱材はネオマフォーム。
屋根はボードが貼られて見えませんが
ウレタン吹付断熱。
この現場は基礎断熱仕様。
断熱材は ポリスチレンホーム。
基礎と土台の取り合いは
ウレタンがたっぷり
吹かれていました。
サッシは リクシルのEW。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。
母屋に隣接するのは
ガレージ… ではなく趣味室。
かなり大きい部屋です。
測定前にチェックします。
玄関土間まわりは
断熱材の取り合いに
コーキングがしっかり
充填されていました。
測定器で減圧して
漏気を確認します。
玄関ドアの下端の
両脇から漏気あり。
光が見えますね。
大工さんにコーキング入れてもらい
指で押さえて隙間に充填しました。
基礎と断熱材の取り合いに
コーキングが入っています。
ここは床のライン。
パネルと床の取り合いにも
しっかりコーキング。
パネルと柱の取り合いは
何もされてないように見えますが…
触ってみるとコーキングが入っていました。
パネル内側の断熱材との
取り合いにたっぷりコーキング。
断熱材の接手の部分も同様です。
もしかしたらコーキングが
入ってない箇所の方が少ない?と
思わせるくらいに
コーキングが入ってました。
家の外側には 防水シートが貼られ
施工が見えませんが
柱とパネルの取り合いは
気密テープが施工されています。
それでは 測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
C値 = 0.16cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
実は C値改善(隙間埋め作業)を
1時間くらい試み、3回測定していました。
結果は全て
C値 = 0.16cm2/m2
n値 = 1.22 と
3回とも同じ結果でした。
C値改善をがんばられた監督さんは
「やれることはすべてやったので
この結果を受け止めます」とのこと。
実はこの現場、引き違いサッシが
12枚採用されていました。
サッシ1枚の漏気量は
たいしたことはありませんが
12枚となると…。
この条件で 0.16cm2/m2 は
素晴らしい結果。
気密に不利な仕様で
とことん頑張られた
大工さんでした。