富山県南砺市で気密測定 2024/11/11
おはようございます
健太郎です。
11月11日は 富山県高岡市で
㈱すぎはら建築工房さまの現場の
気密測定を行いました。
暖かい日差しが
差し込むリビング。
断熱材はアクリアウール(グラスウール)。
壁に充填後、室内側に気密シートを
貼った仕様です。
青空が見えますね。
外壁には フェノバボードが
施行されています。(もう見えませんが…)
ちなみに屋根の断熱材も
グラスウール+フェノバボードの
付加断熱仕様。
サッシは YKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはコーキングに
より気密処理。
面材はEXハイパー。
外側では面材の取り合いに
気密テープが貼ってあり
室内側の下端にはコーキングが
充填されてました。
1階の天井と胴差の取り合いには
ウレタンが入っています。
隙間からの伝い漏れを防ぐ処置です。
この現場は基礎断熱仕様。
基礎の断熱材はミラーフォーム ラムダ。
断熱材の取り合いにはウレタンが
充填されていました。
それでは 測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
C値 = 0.097cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
ではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
玄関ドアの下端から
漏気を感じました。
ウレタンを充填して
隙間を埋めました。
ドアの電子錠の配線まわりの
気密処理がまだだったので …
きれいにウレタンを入れて
隙間を塞ぎました。
漏気はありませんでしたが
窓周りに気密テープを追加し
気密を強化。
杉原代表が電線周りの
漏気チェック。
微量な漏気を感じたため
ウレタンで止めました。
最後は梁と面材の
立ち上がりの隙間。
70ミリくらいの隙間があり
ウレタンを充填。
大量のウレタンを吹くと
垂れてくるのでテープでフタをして…
テープの蓋を少し空けて
ウレタンをたっぷり充填しました。
それでは再測定します。
気になるC値改善後の結果は ...。
C値 = 0.076cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定結果に杉原代表は ほっとした表情で
結果を撮影されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
14cm2 → 11cm2 と
3cm2の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.31 → 1.19 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。
冬には 雪がかなり積もる
ことのある南砺市。
断熱、気密ともに 高レベルのこの家は
とても暖かく快適に過ごせると思います(^^♪